書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

いいじゃない! 1月2日の年賀状配達の中止

f:id:ricorice:20170110141540j:plain

人って勝手だなぁ、と思うと同時に、こういうところを許容するところから始めましょうよ、って気分になっちゃいました。

 

テレビやラジオが特別番組から通常番組へと以降し、ようやく日常へと戻る今日この頃。

“お正月こう過ごしました”みたいな他愛ない話がつなぎであり、

 

「今年は2日に年賀状が配達されなくって。あれって、本当にがっかり。今までどおり配達してくれればいいのに」と。

そこで、共演していた方々が「昔はそうだったし、そのときに不便はなかったし、別にいいんじゃない」「年賀状自体が減っているから、休むのもありだろう」という反応が。

 

うん、私も後者だなぁ。

便利さを追求したらキリがない。どこかで折り合いをつけないと。

思うに、世の中のたいがいのプラスαはなきゃないでいいんだよ〜。

お店も休んでいいんだよ〜。公共交通機関ももっとまびいていいんだよ〜。宅配便も年末年始などの繁忙期はハイシーズン料金にしていいんだよ〜(忙しい時期も奮闘してくれるネコのお兄さんにはチップを渡したくなる!)。

 

そこで、いやこれぞ商機!と思う人がいたら、それはそれでやればいい。

でも、それって当たり前ではなく、わざわざやってくれることだから、サーヴィス料をがん!と取っていいと思う。

 

 

以前、Ikeaは配達も組み立ても(無料で)してくれないから好きじゃない!って言っていた人がいたけれど、おいおい、だから安いんじゃない。

目に見えないもの、サーヴィスにはお金がかかるんだよ〜。情報だってそうだよ〜。

お客だからって、無料でなんでも恩恵に預かれると思ったら大間違いだ!