書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

たかがワンコインを惜しむな!

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フリーランスで仕事をしていると、いろんな仕事を受けます。

内容ではなくタイプで大きく分けると、

  • 丸請けする大きなプロジェクト
  • ある一部分を引き受ける

となります。

 

具体的に言うと、それぞれ

といった具合。

 

後者で受ける内容がそこそこボリュームがある場合、直接顔を合わせて打ち合わせをすることがあります。

そんなとき、事務所以外に外でだと、カフェや、ときにランチを食べながら、ってことになります。

 

そんなとき、お茶やランチ代を割り勘にされることがまれにあります。

 

 

バカだね〜。

 

おごってくれ!って意味じゃないですし、支払ってもらって当然、とも思ってないですよ。

その人も仕事を受けて、その一部を私に発注して、親会社の経費で落ちないから、それぞれの分は自分で、って心理のようです。これはこれで、別段おかしくないことです。

 

でも、おもしろいもんで、支払ってもらうと、もちろん、その方が自腹ってことは理解できるわけで(領収書を切るにしても、親会社ではなくその人宛てだし、ね)、

あ〜、気を遣ってもらってるなぁ/大事にしてもらっているなぁ、

うん! ちゃんと仕事して応えないと!

という気持ちになるんです。

 

 

コーヒー代はワンコインで収まるでしょ。

それをケチる、ってことの代償は案外大きいものです。