書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

口角を上げることは相手を受け入れる意思表示

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道を歩いているとき、駅にいるとき、私は外国人に話しかけられることが多い。

う〜ん、なんでかな?

と思っていて、はっ、と思いいたったこと。

 

目が合ったときに口角を上げているんです、私。

 

これは、こんにちは、ぐらいの意味だけれど、もっと広く深いところで言うと、私はあなたの敵じゃないですよ、ってこと。

私、いつから、これ習慣化したんだろう?

おそらく外国を行き来したり、外国人と接する機会が出て来たり、で、彼らの口角を上げる仕草が移ったんだろーなー、

 

 

これ、すごく大事かも。

pleaseとthank youはマジックワードで基本だと思っているけれど(↓)、

ricorice.hatenablog.com

口角を上げる仕草は、言葉なくても意思表示できるコミュニケーション方法。

微笑む、とまではいかないにしても、微笑む一歩手前ってことは、そこには相手を肯定しているニュアンスがあるから、受け取る方は嫌な気がしないですよね。

 

 

私がすごおおく寂しいなぁ、と感じるのは、国際線にしろ国内線にしろ、飛行機を利用するとき。

まったく無意識なんでしょうが、CAさんが挨拶しても、挨拶を返すどころか、目も合わさず知らん顔が、なんとまあ、多いことよ!

 

これって、日本でないところだと、不機嫌ならまだしも、嫌悪感と受け取られかねない、ように思えます。

 

 

外国語ができる/できない以前に、目が合ったら口角を上げる、というコミュニケーションは覚えておきたい。

これをする/しないで、たったこれだけのことで、印象がまったく変わってくる、ってもんです。