書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

素直さって、つくづくむずかしい! 

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先日、異業種の友人と数年ぶりに会いました。

彼はFBやブログを、どちらかは毎日やっているので、なんとなく近況や、そして考えてることなどが知れ、久しぶりの感じがしない。

 

きけばブログは5年、人にすすめられて始めて今にいたっているとのこと。

なんせ社長という立場、家のことも熱心にこなしていて、よく続くねぇ、と言うと、まあ、ちょこちょこっと書くだけだから、と。

 

この、ちょこちょこができないんですよねぇ。

そして、信頼できる人にすすめられたからって、素直に聞き入れて始めるってことも、できそうでできることじゃない。

 

ときどき意見を求められて出向き、一度洗いざらい見直しましょう、ここはこうした方がいいんじゃないですか、などと言うと、これまでこうだったから、などといかに以前〜今の状態に戻すかに躍起になられるところが多い、不思議なことに。

あれ〜、意見を求められて来たのに、変えたくないとは、これ如何に。

今までの流れのままに進む方が、何も考えなくていいから楽なんでしょう。

大物ほど素直で、小者ほど妙なプライドがあるのか反対意見を排除する、ってのもありますしね。

 

なので、素直に人の言うことを聞き入れるって、思っているよりもずっとずっとむずかしいことなんだなぁ、って改めて感じた次第です。