書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

トイレに籠ってしまいました。。。

更年期まっただ中。 精神的な変動や、動悸やのぼせなどの体調の変化はなく、 唯一変わったなぁは、生理だけ、というのは、ありがたいことです。 日常生活が継続できる、ってことだから。 その生理、昨年の夏から秋に2カ月続き、あまりに経血がひどく、ついに…

理屈は後からついてくる

私自身は完全に感覚と本能で生きているものの、 他者から何か言われるときは論理的に説明されないと理解が及ばず、なんで? なぜ?と訊いてしまう。 人に言うときも、意識がちゃんと回っているときは、できるかぎり論理的に話をしようと努めるのですが、 不…

文字を読むこと自体は減っていないんだよねぇ

2019年の出版市場は紙と電子を合わせると0.2%とわずかながら、1997年以来の増加になったそう(↓)。 www.bunkanews.jp 文字を読むこと自体は減っていない。 でも、雑誌や書籍を読むにあたって、パッケージが変わったし、目的/姿勢も変わった。 伝えたい軸や…

これ、要らなくない? いまだにやってるんだよなぁ

国内移動で飛行機を利用することがちょくちょくあり、はっと、気づいたこと。 オンライン(ウェブ)チェックインってできないんだっけ? 国際線だけ? なんでチェックインがこんなにかったるいんだ〜。 チェックイン時、荷物を預けるときなどの、NG荷物の確…

当たり前だけれど、なかなかできないこと

仕事としては、普段、取材する立場にあることがほとんどですが、 イギリスの食研究家の立場などでは、取材を受ける立場に立つこともあります。 なかなかうまく答えらなず、ということは、自分の思考や行動が言語化できていないわけで、自身の問題点が浮き彫…

やたらとおばさんに話しかけられる日もあるのだ

お前も立派な初老のおばさんだろ。 はい、そーです。 おばさんといってもその幅は広い、 この日のおばさんたちは、私よりも年齢の高い方々。 信号待ちをしていたら、 「今年は冬だというのに暖かいねぇ」と話しかけられ「そうですねぇ」と答えるとそこから怒…

取材ノートも手帳も家計簿もさようなら

後生大事にず〜〜〜〜〜っととっていたんだけど、 日記をつけたりしてないので、自分の行動(思考、ではない)の記録としてとっていたんだけど、 今年に入り、もういいかな、という心境に。 先日、 ・取材ノート ・手帳 ・家計簿 を捨てました。 取材ノート…

ネットは普遍的な情報とも相性がいいのだ

ある雑誌に8年前に寄稿した記事が、その雑誌のウェブマガジンに掲載されました。 cuisine-kingdom.com もちろん時間が経過していますし、紙とウェブとでは文章の書き方も変わってきますし、この辺りは編集部で調整してくださった模様。 ウェブって即時性の高…

そもそもの前提にもやっとしてしまう

賞賛を持って迎えられているんですよね〜(↓)。 www.huffingtonpost.jp 私、もやもや。 何だろう、と思ったら、“家庭料理は家で作ってみんなで食べる”という前提がすけて見えるから。 これって幻想だと思うのよね。 家で作る!もそうだし(だからぁ、品数で…

念願叶って、築地本願寺に泊まったよ!

ず〜っと気にはなっていたものの、 ・門限がある ・お風呂の時間が限定されている というのがネックで、なかなか泊まるにはいたらなかったのだけれど、 これじゃあ、いつまで経っても機会がつかめない、 1日ぐらいさっと夕食を済ませてさっと宿に戻ってもい…

日本の若者よ、ありがとう! 希望が持てるなぁ

私は小人ですが、ムダに体力がある、というか。 重い荷物を持ってガンガン動くので、びっくりされます。 先日は、小さなスーツケースに資料を詰め込んで総量20kg近く、それにラップトップや書類を入れたバッグ1つ、ハンドバッグ1つ、手みやげを入れた紙袋を…

雑誌を買わなくなったけれど、それでも

結局、ほとんどの雑誌ってすきま時間を埋めるための退屈しのぎだったんだよなぁ。 先日、何気ない話をしていたときに、ご一緒していた方は同じような仕事をしていることもあり、 「雑誌を買わなって久しいなぁ」から、 「じゃあ、仕事を離れて、あくまで個人…

グルメと称する人たちが苦手です

私は食関連の仕事をしていて、確かに食べることは好きなんだけれど、食べるってのは本能的な行為であり、個人の嗜好が表れやすく、どうにも恥ずかしさがつきまとう。 苦手な質問は、「(無料で)おすすめを教えて」(答えないことにしているけど、ね)。 知…

住んでいるだけではその国の言葉を習得できない

15年ほど前だったか、その国に長年住んでいた、それだけの理由で担当編集者がちょっとした言葉の訳をお願いした方がいらっしゃいました。 あちゃ〜、嫌な予感がして、やっぱり的中。 その言語に少し覚えがあった私にとって首を傾げる表現がいくつも出てきて…

新しいことに軽々と身を委ねていきたい

仕事でやりとりのある方に会ったときのこと。 話の流れでふわっとした企画の話になった時に、でも、と言って、できない(やらない)理由ばかりを並べられ、なんだかなぁ〜、な気分になりました。 やってみなきゃわかんないのに。 そこからなんかのヒントがあ…

SNSも一般的な英語とは言いがたいんだよなぁ

「“LCC”“CA”という物言いに物申す」(↓)を綴ったときに、 ricorice.hatenablog.com ほかにも頭文字をとったアルファベット3文字があるんだよな〜、 別の機会に書くとしよう、ってなわけで、今回取り上げるのは、 “SNS”。 具体的には、フェイスブックやイン…

すわっ、これ、私のことじゃん!

ここ半年ぐらい、美醜に関するエントリーをけっこうしてるな〜。 関心が向いていることにほかならないのだけれど、 『ブスのマーケティング戦略』(↓)著者にして税理士の田村麻美さん曰く、 ricorice.hatenablog.com 2019年はブスバブルがあったようで、目…

FBはもういいかな、と思いつつも

先日もきました、FBページへのいいね!のリクエスト。 義理の押し売りだよな〜、あ〜、苦手だな〜。 そんなことしなくても、個人のアカウントで、FBページ作りました、って投稿したり、 投稿した記事を個人のアカウントでシェアすればいいのに。 そうしたら…

振り袖じゃなくてもいいんじゃない

成人式に振り袖を着る、ってまだまだあるのねぇ。 むしろ、そのことに驚いてしまった、このニュースを読んで(↓)。 headlines.yahoo.co.jp 050102-yom-soci セレモニーだからスマートな服装で行くのは、そりゃそうだ、ではあるのですが、 振り袖じゃなくて…

歳をとったからこそ、過去ではなく未来に生きるのだ!

よし、本当に引っ越そう!になったのが、昨年末。 そう思った矢先、調べ物をしていてネットで出会ったのが、勝間和代の『2週間で人生を取り戻す! 勝間式 汚部屋脱出プログラム』。 8月に文庫化されたので年末に購入して、カンフル剤に。 まったくこの人は、…

体質が変わっている最中なのかもしれない

年末年始の1週間ほど実家で過ごしました。 その間、肌がかゆくて仕方がなかった、背中とか腕とか、普段かゆくならないところが。 髪の毛もなんだかべとっとした感じになりました。 自宅に戻るとピタッと止まったので、水が合わなかったんだろうと睨んでいま…

これも当たり前の表現になっちゃた、ってことか

年賀状こそほぼ利用しなくなったものの、メールやメッセンジャーなどでの年始のやりとりは新年の挨拶から始まります。 何人かの方が綴っていたのは 「新年あけましておめでとうございます」。 一般の方よりも言葉に敏感、なはずの同業者の方もこの表現を用い…

一丸とされる気持ち悪さ! きわめつけはあのCM

うちはテレビをおいていません。 テレビを観るのは、ホテルに泊まったり帰省したりしたとき。 テレビのある環境だったので、年末年始の1週間ほどテレビを観ていたら、ラグビーの日本代表が出ずっぱりでうんざりしてしまった! 気のきいたことをいうわけでも…

年賀状を出さないので

数年前から年賀状を辞めています、自主的に出すのは。 だって、必要な人はメールアドレスを知っているか、ソーシャルネットワークとかでつながっているもの。 それに年賀状を書く時間が本当にもったいない。 もともと、イベントとか記念日とかに無頓着ですか…

うれしい仕事始めの2020年です

年末年始は1週間ほど帰省したものの、うちはお正月らしいことをしない家なので(お節とか食べないし、かろうじてとりあえずお雑煮を食べる程度(私はお餅を好まないし)、ややのんびりの日々。 今回は、ラップトップと昨年後半ほったらかしにしていた領収書…

企画とは気づき、なんだな

年末に企画の相談を受けまして。 企画をあれこれ考えることは、私の日常にすっかり組み込まれていて、 自分の生活の中の当たり前になってしまっているのですが、 こうやって質問を受けると、しかもそれが本職ではない (本当のところは生きている以上、 こう…

そもそもの前提を疑いたいのです

ずっとモヤモヤしていました。 ほかのサイトでは、この対応を賞賛する声のようですが。。。 www.huffingtonpost.jp 番組を視聴したわけではないし、そこの言葉の前後の文脈もわからないので、なんとも言えないのだけれど、深刻にしろ冗談にしろ、投稿した人…

生まれて初めてカプセルホテルに泊まったよ!

ずっとサラリーマンのおじさんが利用するものってイメージだったのだけれど、2010年代に入ってからだったか、女性専用も見聞きするようになり、どんなものか使ってみたいなぁ、って思っていた。 そもそも、カプセルホテルがどんなものかわかっていなくって、…

年齢という紋切り型のパブリックイメージに対する違和感

現在私は50歳で、今年は51歳になるので、まあ、年齢だけをみれば立派な初老であり、 実際に更年期だし、しわとかシミとか白髪とか見た目の身体の変化もあるし、老いは確実に現れているわけだけれど、 でも気持ちはいつまで経ってもバタバタしていて、相変わ…

これ、書籍化したいなぁ

数年前に、それまでときどき訪問して重宝していた、情報が整理してまとめられていたサイトが突然閉鎖され、途方に暮れてしまったことがありまして。 そのことを受けて、直後だったか、これはとっておきたいと思っていたウェブコンテンツがあり、プリントアウ…