書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

相手が大変なときにどうふるまうかで本質が見えるな〜

仕事でつきあいのある人とプライヴェートでも、ってことはほとんどなくって、 物理的な距離が遠くなり(私は東京を離れたから)、仕事もしなくなると、疎遠になるのはごく自然なこと。 ネットや情報網が発達した今のこの時代だし、共通の知り合いもいれば、 …

Tomorrow is another day

客観的に見ると誰のせいでもなくって、 でもきちんと記録を残してアップデイトしていなかった私も悪い。 こういうのは、もやっと割り切れない、やり場のない哀しさがどろ沼のように積もる。 軽んじているわけではないけれど、起こったことは仕方がない。 過…

スタッフの方が協力的なので気持ちが落ち着いている

今週は(今週からとうとう?)いろんなことがてんこ盛り。 起きている間は綱渡りゆえ、緊張状態にあり、一種のハイパー状態。 朝起きたときがいちばん疲れている、という(笑)。 仕事はスムーズにいくことよりも、トラブルをどう処理するかの方がよほど大事…

フリーペーパーや雑誌はゴミ、ってのはもっとも

ツイッターだったかFBだったか、 “フリーペーパーや雑誌はゴミ” って投稿があったのをみて、もっともだなぁ〜と思った件。 そうよね〜、メディアに足を突っ込んでいる私ですら雑誌、ほんとに買わなくなったもの。 資料として必要に迫られて、は、買うけれど…

できる人は圧倒的に決断が速い

久しぶりに久しぶりな人と会ったら、 10年ほどの間に、あれよあれよと事業拡大をしていまして。 スタッフの方ともどもと顔を合わせた瞬間に、その方が開口一番に言ったこと。 「あそこ、こうしようと思うんだ〜」 スタッフの方も寝耳に水の話で、 そこにいた…

それぞれの都合をそれぞれが持ち寄ってすり合わせればいい

東京を離れてもうすぐ7年。 でも仕事は圧倒的に東京で、今の時代、ネットのおかげで遠隔でもできる、わけではあるけれど、 自分が指揮をとる案件は、現場に赴くのが結局ベストで、その比率は上がっていて、 なので月に1〜2回の頻度で東京へ出向いています。 …

久々にアンナミラーズに行ってみたくなった!の巻

こんなに頻繁に利用しているに、今まで気づかなかったのか、それとも新しく設置されたのか。 思わずパチりしてしまったのは、 京急線羽田空港駅のホームにあった「アンナミラーズ」の広告 変わらないなぁ〜。 いろんな意味で時代を乗り越えて、アンナミラー…

年齢による生理に伴う体調の変化

こういうのは非常に個人的なことで、なかなか総論として捉えづらく、 しかも年齢によって違いもあるなぁ、と感じる今日この頃です。 生理 私は精神的な変化はまったくなく、体調もほとんど影響がなく、 ときどき鈍い頭痛、生理痛ではないけれど、生理が引き…

やっぱり自分のことは自分がいちばんわかっていない

先日、ある仕事の打診を受けました。 その内容が、えっ!と、これまでの自分のキャリアの本筋じゃないところ。 理由を訊くと、話してたりブログとかを見てて、いけるんじゃないか、って思って、ですって! へえええ〜。そうかぁ〜。 こういうのはよっぽど興…

そのひと言に救われる

私はフリーランサー、ってこともあり、昼も夜も、平日も週末も関係のない日々ですが、 でも、これって、あくまで私の生活スタイル。 ビジネスコミュニケーションツールで使用頻度が一番高いメール。 時間を気にせず、はメリットでもありデメリット(?)でも…

ここ一年、肩凝りがひどいなぁ

それまでも肩凝りはあった、と思うのですが、無自覚でした。 昨年の春、デスクにへばりつく日々が続き、このときに右肩とその周辺がこりこりになり、動くには動くし、痛みを伴うわけではないけれど、鉄板が貼り付いたように、重い。 それ以降、デスクワーク…

“OK! 撮影可能”に大賛成

100円ショップのダイソーにあった告知。 ん? 何だろう?と思って眺めると “OK! 撮影可能”の文字。 その下には、写真を撮って、インスタグラム、ツイッター、ライン、FBでシェアしてね!と。 正しい! 実に正しい!態度だと思う。 どんなに撮影禁止って言っ…

このひと手間が、のちのちをぐっとラクにする

私は片付けが大の苦手です(基本、毎日掃除機をかけたりはするけれど)。 なので仕事場は常時ケオス。 資料や紙の山、山、山。雪崩が起こらないのを祈るのみ、というね(笑)。 そんな私ですが、唯一、これだけは整理しているのは、 パソコンの中の書類&フ…

アスリートや一芸に秀でた人は聖人君子じゃなくていいのに

いつも笑顔で、周囲に気配りをして、感謝を忘れず。 大事なことではあるけれど、それを凡人である一般人はともかく、 アスリートや一芸に秀でた人に求めるって、どーなんだろう? トップに立つ人は人格も優れている、ってのはあながち間違ってはいないんだろ…

飛行機じゃほとんどないのに新幹線だとあるよなぁ

そういえば、オードリーの春日が怒られたってラジオで喋ってたなぁ(豚まんじゃなくって焼売だったような。。。)と思ったら、紹介されていました。 headlines.yahoo.co.jp 確かにニオイが強烈なんだわ、これ。 閉じ込められた空間だから逃げ場もないし、余…

プリンはpuddingにあらず

「プロの翻訳に出したけれど、どうも怪しい気がする。 チェックしてもらえないか」という依頼を受けました。 それはメニューの英語翻訳で、確かにひどい! 街中にインチキな英語表現があふれている理由のひとつを見た気がしました。 たとえば、プリン。 これ…

余計な枕詞が多過ぎる!

無意識、なんだろうけど、またかぁ〜。 いかにも時代に沿うような物わかりのいい顔しているけれど、 こういうところに本音は現れるのよね。 物理学者、スティーブン・ホーキング氏の死去。 日本でのニュース報道が枕詞のようにいちいち“車イスの”って付ける…

時間泥棒であることに無自覚な人たち

「とりあえず会いましょう」 何の予備知識もなく、準備もしなくって、ただ会って何の意味があるんですかね? こういうのが実になることは、まず、ない。 行く時間、会っている時間、人の時間を奪っているという意識はないのかな? 「○○やって!」 企画概要は…

表紙をめぐってかくかくしかじか

書籍の仕事に四半世紀以上関わっていて、 変わったなぁと思うことは数あれど、これもそのひとつ。 表紙をかなり先行して作ること。 中身がまだまだの状態なのに、概要を固め、そして表紙を作成するのです。 なぜかっていうと、アマゾンなどオンラインの告知…

PressReaderってどうなんだろう?

知人が利用しているPressReader。 www.pressreader.com 世界の新聞や雑誌が閲覧できるデータサーヴィスで、 スクラップブックとしても、確かに便利だなぁ〜。 でもね、もうね、情報があふれていて、 これ!ってものはともかく、もしかしたら使えるかもレベル…

“遅きに逸した”ってこういうこと、じゃないのかなぁ。

こういうニュースが流れるたびに、嘆く声ばかりが蔓延するのにうんざりするのは私だけでしょうか? headlines.yahoo.co.jp “遅きに逸した”ってこういうことなのかなぁ。 それが私の第一印象。 可能性が高い、なんてぐずぐずしてないで、スパッとやめちゃえば…

A Day in the Life: 2011年3月11日(金)

その当時、私は東京は文京区目白台に住んでいました。と言ってもピンと来ない方も多いかと思うのですが、山手線内にあり、近くには日本女子大学、田中角栄邸、椿山荘、和敬塾がある、静かな邸宅街です。 最寄駅は有楽町線の護国寺駅。この日、私は午前中、東…

紙よさらば。舵取りをしないと船は沈むだけ

1980年代後半から90年代にかけて、 東京・新宿は小滝橋通りのレコード店を回りながら(もっともレコード自体は渋谷や下北沢、吉祥寺で買うことが多かったのですが)、 よく買ったのが、イギリス発音楽情報紙『NME』。 www.nme.com(ちなみに“NME”は“New Musi…

観客はそんなにバカじゃない!

2018年、ギャリー・オールドマンがアカデミー主演男優賞を獲得した『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』、 日本では、昨年2017年末公開された『否定と肯定』、 どちらも第二次世界大戦のナチスにふれた作品だけれど、 これらの日本語タ…

ボトムライン・ガールであること

私は自分のことを、そこまではバカじゃないんじゃないか、って思っていて、 もう少し言うと、インテレクチュアルでは決してない、 インテリジェンス? これも怪しい、 でも、オブザーヴァントである。これは間違いない。 じ〜っと見ているわけではないんだけ…

Lost in Translation(日本にいても)

大学入学と同時に上京。生まれ育った山口県(その間引っ越し6回)を離れ、 その後今まで国内外10回引っ越しをし、 移動が多い人生なので、新しい環境で過ごすことに抵抗がないのかもしれません。 旅行でも訪問先にすぐ慣れる。むしろ元に戻すのが大変だった…

本=読み物の概念なんてとっぱらちゃえ

書籍制作の仕事は、私のなかで長く携わっている仕事で、 今も、3冊の食書籍の制作指揮をしていて、 そんな中にいるとついつい引きずられてしまいがちですが、過去の感覚にとらわれないようにしています。 私はいったん世に出たものは、もうこちらの手の届か…

音のない音に包まれる時間を持ちたい

今年の1〜2月は雪や吹雪に見舞われて、3月はヨーロッパの大寒波。 私は寒いのは好きじゃないけれど、 雪が降っているときの、音のしない音は好き。 まわりの音をすべて吸い取ってくれながら降り積もるようで。 テレビのない生活なので、 いつもはPCからBBCや…

すいすいすい〜と車を使えたら

IDカードがない日本では、 運転免許証がその役割を果たすのにもっとも便利なわけで(これって、変よねぇ)、 もう四半世紀、運転をしていない私も、 免許証はキープしているのです(おかげでゴールド免許)。 東京を離れ、車がないと不便だなぁ、と思う場面…

ワクワクすることばかり!

ここのところの私は、基本籠って3冊の食書籍の進行にうんうん唸っているわけですが、 気持ちが盛り上がることが一気に襲い、 これがあるからず〜っとこの仕事に携わっているんだろうなぁ。 (私は、一生何かを続ける、とか強い意志、のようなものはなくって…