書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きたきたきた〜! ついにきたかも

私は1969年生まれなので、50歳にリーチです。 いつまでも若々しく、とは思っていなくって、 年齢相応、かつ自分が好きな恰好をすればいいと思っています。 ricorice.exblog.jp ここ10年ぐらい、そろそろくるだろう、いつきてもおかしくない、と構えているの…

関係者は一度は現場に行ったほうがいいよね〜

書籍制作の指揮をしていて、わくわくするのは、 最初にデザインがあがってきたとき。 それまで、企画を練って、構成案を考え、リサーチ、取材&撮影をして、 がようやく形になる瞬間です。 現在、3冊の食書籍を進めていて、 うち1冊はいよいよ制作が本格始動…

船頭はひとりでいい。何人も要らない

いろんな立ち位置で仕事をしていまして。 映画監督よろしく、裁量を任されて書籍のディレクションをすることもあれば(ボリュームが多いので、比重としては大きくなります)、 雑誌のいち企画を担当したり(編集、執筆含む)、いち執筆陣として寄稿すること…

私ってこんなに楽観的な人間だったのねぇ

今年は確定申告をうずうずしながら待ち、 初日の2月16日(金)こそ出張中で行けなかったものの、 週明けの2月19日(月)には早速行っていきました (オンラインでも、なのですが、毎年出向くのは毎年訊きたいことが出てくるから)。 というのも、早く還付金…

針小棒大な“親日家”という飾り文句は要らない

オリンピックに興味がない私のような人間にも、自宅にテレビをおいていなくっても、 ニュースってものは入ってくるわけで、 連日、オリンピック関連のニュースが耳に届きます。 うんざりするほどの日本人選手ばかりの報道に加え (羽生結弦選手や小平奈緒選…

やさしく見守りたいし、やさしく見守ってほしいなぁ

現在、3冊の食書籍のダイレクション/制作指揮(映画でいうと監督)をしておりまして、 なんせ本、なので長期戦であり持久戦であるのですが、 その中にも波があります。 ってことは、いつも緊張状態、ってわけじゃないってことです。 最初に全体の構成案を考…

すごいよ、ニトリ。やるなぁ、ニトリ

気がつけば、百貨店や駅ビルなどにニトリ。 あら〜、ここにも、あそこにも、な状態の今日この頃です。 似たようなこと、前にもあったな〜、と記憶を紐解いたら、 10年以上前だったか、GAPやユニクロが百貨店にがんがん入った時期があり、それを彷彿とさせま…

若者の気づきを見逃すな!

先日、撮影で20歳前後の若い方がアシスタントで入ってくださったとき。 出版物の撮影の立ち合いが初めてだったらしく、 「こんな大きなカメラで撮る必要があるんですね〜」と感心したような感想。 はっ、としました。 そうよね〜、彼らの世代にとって、写真…

これも当然であり必然だなぁ

今年は確定申告を早々に済ませました。 (現在、財政難に陥っている私は還付金を早く受け取らないと、明日のごはんが食べられない!) 私は数字が苦にならないのと、個人事業主でさほど煩雑でないので、 毎年自分でやっているわけですが、 するとですね、自…

FBアカウントはコミュニケーションのためだけじゃない

先日、こんな質問を受けました。 「FBってやった方がいいんですかね? 別に投稿することもないし、誰かの投稿を読みたいとも思わないし。でも、アカウント持ってないの?ってときどき訊かれるので」 “コミュニティケーションツールとしてのFBアカウントは不…

電車の中の会話でオリンピックの結果速報を知る

時代は変わったなぁ、と痛感! 2月17日(土)の午後、電車に乗っていたら、 何やら賑やかなグループが。 どうやら、平昌オリンピック・フィギュアスケート男子の結果、 羽生結弦選手の金メダル、宇野昌磨選手の銀メダルが出たばかりで、 そのリアルタイム動…

メールの件名は大事! 気をつけよう

今やメールは仕事に欠かせない連絡手段で、 もちろん頻繁にチェックしているわけだけど、 「メール送ったんですけど〜」という電話がかかってきまして。 定期的にやりとりがあるわけじゃなく、 最後に連絡を取り合ったのは2年前だったかなぁ。 慌てて探した…

限られた環境にいると、やり方を工夫せざるをえない

現在、食書籍3冊を同時進行でプロデュースしておりまして。 監修の方、カメラマン、デザイナー、版元のご担当者etc みなさん東京なのに、私だけが遠く離れたところに住んでいるので、 おいそれをすぐに顔を合わせられない。 ある本については、 監修の方に実…

エゴサーチをしないでいられるのも能力だと思う

よくも悪くもネットの発達により、 誰しもが声を世間に向けて発信できるようになり、 しかも匿名でできるので、その敷居は低いんですよね〜。 そこで何が起こるか、っていうと、 いいことも悪いことも可視化できる、ってこと。 ネットが日常に入り込むまでは…

切磋琢磨しあえる人がいる幸せ

向こうがどう思っているかはおいておいて、 私には、励みをもらい、明日への活力をもらえる人たちが、 多くはないけれど、それでも片手で数えられるぐらいはいます。 私は数年前に住居こそ遠くに移したのですが、仕事のほとんどが東京なので、 ここのところ…

世界で活躍する日本人選手がいない方が、いいのかも

1968〜1988年。 Jリーグが発足する前、テレビ東京で『三菱ダイヤモンド・サッカー』って番組をやっていまして、 もっとも私は終盤の1年しか観たことがなかったのですが、 今にして思えば非常に優れたテレビ番組だったなぁ、と、 昨今のスポーツ番組の状況を…

うれしい驚きも、発信を続けているから、なんだなぁ

うれしいお知らせをいただきました。 その吉報はFBで知り合った方から届きました。 その方は私がFB、そしてもいっこのブログで、現在進行形のイギリスの食情報を発信していて(↓)、 ricorice.exblog.jp それに興味をもっていただいて、が知り合ったきっかけ…

あっ、そうか! 当たり前のことって意外と気づかない

ズバリのテーマで踏み込んで取材するときはもちろんだけれど、 ひとりのシェフに監修をお願いして書籍を作るとき、その場合は脇をかためる意味合いで、 いかに店を継続するか、つまり経営の話になります。 私とて個人事業主ですから、 そうだったか!と膝を…

感謝!これも縁だなぁ、なんてじわじわと

それまで、本にしろ雑誌にしろ、東京のレストランガイドや持ち帰りグルメの編集や執筆は作ったことあったけれど、 店やメニュー紹介といったガイドものではなく、本格的に厨房に入り込んだり細かく話をきいたりしての食情報の取材をするようになったのは、20…

“ガールパワー”と“女子力”では、180°概念が違う!

1990年代を席巻した、イギリスのガールズ・ポップグループ、 スパイス・ガールズの(何度目かの)再結成が報じられ、 聞くたびに新鮮味が減ってきたなぁ、と思うわけですが、 そのたびに“Stop”の動画をYouTubeで観て、ひとり盛り上がる、という(苦笑)。 (…

こういう数学クラブがあればなぁ

自らこういうことを言うと、自分で自分の首を絞めているような気もするのですが、 私は読み書きが得意ではありません。 外国語だとそれが如実に現れ、いちばん得意なのは文法。 たとえば英語。 未来を表現する、be going toとbe 〜〜ingとwill(そして現在形…

チャンスを逃している、のかもしれないけれど

2011年7月に長年暮らした、大学進学を機に20年以上過ごした東京を離れました。 私の場合、 ・イギリスの食研究家 としての顔もありますが、おもな収入源は、 ・メディアの仕事 です。 ・メディアの仕事 とはわかりやすく言うと、書籍や雑誌、ウェブ、純粋な…

拾うよりも捨てるほうがむずかしい

現在、3冊の食書籍のディレクション(映画で言うと監督)をしておりまして、 校正(内容チェック)の段階に入ると、目の前の大量なページを日々とにかくこなすこなす、ですが、 なんせ長期戦ですから、それまでは亀の歩みのようにじわじわと進める、という状…

誰かに背中を押されなくっても

2月、バレンタイン月に入り、チョコレート会社のゴディバが“義理チョコをやめよう”と銘打った広告を日本経済新聞に出しました(↓)。 www.buzzfeed.com これに対して、賛成、反対、いろんな声が大きく上がりましたが(ここまで反響があると、ゴディバとして…

夢は気分を形作って残す

足を向けて寝られない人が何人かいて、 なかには思いっきり疎遠になっている方もいて、 そういう方々は密度が濃い、というよりも、あのとき背中を押してくれた、あのとききっかけを作ってくれた、というタイプの方で、一度しかお会いしていない人もいます。 …

確かな記憶の10年前との比較

自分も変わるし相手も変わるから、つき合う人が変わるのは自然なこと、だと思っています。 それを無理して一緒の時間を作っても互いに疲れるだけ。 そして、つきあいが続いていても、その濃度は変わってきます。 そんな風に人との関わりを捉えている私にして…

お気をつけ遊ばせ

2週間以上経ってようやく風邪が治り、 出張も重なっていたので、いつも以上に大事をとる、時間さえあれば寝る、を最優先していて (出張先でも宿に戻ったらバタンキューで朝まで)、 頭も回転もおそろしく鈍く、目先のことでいっぱいいっぱい。 後回しにでき…

「縄文ZINE」に注目せよ!

こんなZINEがあったのか! そんな衝撃を持って、初めて知ったのは数年前。 打ち合わせで訪問したデザイン事務所(エディトリアル/グラフィック)においてあり、 へええ〜っと眺めていたら、 「あっ、それ、私が作っているんです」 とのことで、二度びっくり…