書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

いい年だったな、と思えそうです

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久しぶりな方から連絡がきました。

「東京に戻られたあかつきにはお食事に行きましょう、積もる話もあるし」

と今年のはじめ、お目にかかったときにそういう言葉をかけてくださったものの、

コロナになり、秋に一度電話で話したこともあり、

さして気に留めていなかったのですが、

お詫びと理由、コロナだけど年内にどうですか、というメールが。

 

律儀だなぁ、とすっかり感心してしまいました。

20年近く前に知り合って、年に一度ぐらいしか会わないんだけどね、

でも20年続いているってのは、私にしては珍しい。

内向型で積極的に人に会う方では全くないし、疎遠になるのは時間の経過とともに自然なこととも思っているので、それをどうこうしようともしないし。

 

私とて、コロナなので正面切ってなかなか誘えない。

仕事とか用事とかでないと、ますます外に出なくなったし。

数少ない声をかけるときも、もちろん断っていい、と付け足す。

同じようにやり方で声をかけてもらいました。

 

 

こういうところなんだろうな〜、実際に頻度が少なくても関係を続けたい、と思わせてもらえるのは。

気に留めてくださっていたんだ〜、ってのが、ね。

無理は要らないけれど、努力や気遣いは必要ってことか。