書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

人がいると安心してしまう

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土日曜で遠征出張。

普段、週末や祝日で飛行機を使うことがほとんどなく、

コロナになってからは初めてなので、比較できないのですが、

飛行場、搭乗の待合いに人が多い。

週末だからか、ビジネスではなく、旅行が多いように見える。

 

夜、銀座を歩いたりすると、人通りが少なくってびっくりしちゃう。

2011年の東日本大震災の後も人は少なかったけれど、節電のために街全体が暗くって、

そうだよなぁ、だったけれど、

今回は、街灯は煌々としていて、通り自体は明るいんだよね。

でもその明るさのもと、人がいないのが、

これはリアルなのか? 近未来の世界(ディストピア)にワープしちゃったのか、な気分に陥る。

 

なので、人がいる、ってのはなんだか安心する。

人がいるから、街も生きている、って思うから。

 

人混みにいると、自分の匿名性も浮き彫りになって、

塵芥のようにゆらゆら漂っている感じが、妙に心地よかったりするんですよね。