書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

このお店、いいなぁ、って思ったこと

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私は麺類ではうどんが好きで、東京に戻ってからは頻度がぐんと落ちたけれど、外食でもうどんを選ぶことが少なくありません。

ラーメンはあまり食べないな。

ぐっと技や個性を打ち出したところよりも、気負いなく食べられる昔ながらの中華そばが好み。

 

今のところに住み始めたのは2月6日。

それはそれは寒い日でした。。。

それまで人が住んでいなかったので、家の中がいつも以上に寒い。

 

夜8時を回っていて、近くでささっと食べよう、ラーメンで暖をとるか、

と思って検索したら、歩いて1分程度のところにラーメン屋さんがある!

店名もいい!

で、出かけたところ、ラーメンもおいしかった!

 

どちらかというと、一皿入魂系のラーメン屋さんでしたが、

変な気負いもなく、お店の方も余計なことは言わず、親切でよかった。

以降、たま〜に訪ねています。

 

ときどき行くお店は、なんとなく自分の座る席が決まっちゃうけど、

この日は、そのいつもの席が埋まっていた。

なので、通常とは違う席に座ったら、当然ながら見える風景が違う。

 

そこで目に入ったのが、このエリアの氏神様のお札。

名神社のお札や商売繁盛の熊手はよく見るけれど、

自分が住んでいる/商売をしている場所の氏神様とは!

私は、初詣なんかは有名どころもいいけれど、まずは近所だろっ!と思っているので、

このお店の好感度がぐっとアップ。

 

地域の氏神様とはいえ、そんなに近くないので、

わざわざいらしたんだな、と思うと、ますます好感度アップ。

 

お店の方はこんなことで、って思うかもしれないけれど、

いいな、と思ったり、がっかりすしたりすることって、案外些細なことなのよね。