書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

若者はかわいいなぁ

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なんせ今、51歳ですからね、初老ですからね。

 

私はずっとボトムラインガールというか(あの人よりはマシ、と思われる)、ヒエラルキーの底辺だってことを、

いい大人なので言葉にはされることは少ないとはいえ、態度で示されることはやたら多くって

(もちろんすべての人じゃないよ!)、

他者にとっての私の位置づけってそーなんだなー、って思っていたけれど、

ここ数年は若い世代の人たちを仕事をすることも少なくなく、

子どもといってもおかしくない人たちとも仕事をすると、

彼らの私に対する態度に、好感が持てる。

 

リスペクトがあるかどうかはおいておいて(別になくていいし、リスペクトされるようなものは私には、ない)、

小馬鹿にした態度をとられることはなく、かといって萎縮している風でもなく、

いたってニュートラルなんですよね〜。

これがラクラクで。

 

意見をちゃんと言ってくれるし、こちらが相談したら真摯に応えてくれるし、一緒に下見に行きましょう、これどう思いますか?なんて聞いてきたりもする。

なので、なんとかできる限り協力したい!って心底思う。

 

メールのやりとりでも、ちょっと他愛ないことが添えられたりすると、かわいいなぁ、と感じる。

隙間時間なんかに話していても楽しい。

 

だからといって、私からは積極的にいくことはしないけどね。

連絡が来たら打ち返す、要件があれば連絡する、ぐらいで素っ気ない。

 

 

やりとりが心地いいなぁ、と思う人たちはひと回り以上年齢が下なんだよなぁ。

なんだろうなぁ、コミュニケーションの取り方が違うってことなのかなぁ。

彼らも私と同世代なら、やっぱり、私のことをぞんざいに扱うのだろうか。

年齢が離れているから、私のダメダメとされる部分に気づかないのだろーか。

世代間格差なのか個体差なのか。もしくは相当気を遣われているのか。考えちゃうな。