書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

基準は北。迷ったら影を見る

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地図が読める、というよりも、迷わない。

最後の最後に、この建物でいいのかな?と多少ウロウロすることはあっても、大きなところでは間違えない。

 

初めてのところでも、スタスタ歩く。

地下鉄の出口を出る際に、一瞬立ち位置を確認することはあるけれど。

 

 

ある時、一緒にいた人に、なぜわかるの?と聞かれ、

頭の中でざっくりとした地図がすでに描かれているから、東西南北がわかれば、難ない、と答えると、

東西南北はどう知るの?と返され、

影を見ればわかるじゃない、と言ってびっくりされました。

 

 

立ち位置に沿っての地図をよく見るようになって、実際スマホを活用するとそうなっていて、

これ、私には、とても不親切。

というのも、その地図を自分の頭の中で北を上にしちゃうから。

でも、立ち位置に従った地図が増えている(ような気がする)のは、

その方が使いやすい、という人が多いからなのだろうか。

 

あと、立ち位置ではなく、北が上の地図だと、

概要がざっと把握しやすい、だから大枠では迷わない、ように思えるのだけれど。

 

 

街にあった地図を見て、ふと以前驚かれたことを思い出した次第です。