書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

子供の頃の味覚を思い出す日々

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それまでの生活とそんなに変化したわけではないけれど、

新型コロナウイルスで外出自粛が求められるようになり、

“家でどう過ごすか”にまつわる話題を見るようになり、意識的になった、のでしょうが、

子供の頃と行動様式がそんなに変わってないな、ってことに気づきました。

 

私は内向型で、いつも外で活発に遊ぶタイプの子供ではなくって、

友達と遊ぶこともあったけれど、家でひとりで過ごすのが好きだった。

なので家族は外出してもひとりで残ったり、途中で早々に帰宅したり。

 

家で何をやっていたか、っていうと、大したことはしなくって、

テレビを観ているか、本や漫画を読んでいるか、算数の問題を解いているか(私は算数、数学&物理が大好きだったのです)、お菓子を作ったりしているか。

 

なんだ、今と変わんないじゃん!

 

 

で、お腹がすいたら、8枚切りの食パンをよく食べてたなぁ(私は薄いのが好み)。

 

焼かない場合は、マーガリンをたっぷり塗って、半分に畳んで、畳んだ側から食べる(耳が最後に残る)。

この時の飲み物は日東紅茶。角砂糖1個落として飲んでた。

マーガリンのぐにゃとした食感とか、歯型がついた食パンとか、紅茶の香りとか、口の中でパンと紅茶の味が一緒くたになった感じとか。

 

トーストなら、こんがり焼いて(しっかり焼くのが私好み)、マーガリンを薄く塗って、イチゴジャムを薄く塗る。マーガリンもジャムも角までしっかり塗らないと気が済まなかったな。

この時の飲み物は、インスタントコーヒーで作るカフェオレ。牛乳とお湯は半々。砂糖も少し。牛乳たっぷりだとお腹いっぱいになって、カフェオレの表面に膜がバッチリ張るのが苦手だったので、それで半々にしていたんだったな。

 

子供の頃以来、ほとんど摂取していなかったのだけれど、インスタントコーヒーを買うことがあり、残してもなぁ、とときどき私の懐かしのカフェオレを作っています。

すると、リンクしてこれらの味や香り、食べてたシーンをありありと思い出す。

 

次の買い物では8枚切り食パンとイチゴジャムと日東紅茶を買っちゃうな。

 

そして、これだけでなく、子供の頃に食べていたものがあれこれはっきり思い出され、なんだか不思議な気分です。

 

 

食べ物は何かっていうと、缶詰の桃を刻んで焼いたカップケーキとか、しっかりしたかための生地をカリッと揚げたドーナッツ(上白糖をまぶす)、パンの耳を揚げて上白糖をまぶしたもの、ロールパンに切れ目を入れてキュウリをハムをはさんだもの、ハム、キュウリ、薄い卵焼き、卵焼き側にはケチャップを薄く塗ったサンドイッチ、オムライス、鶏挽き肉と粗みじん切りの玉ネギ(炒めない)のハンバーグ+ウスターソースとケチャップで作るソース、小エビとマカロニのグラタン、鶏ささみのカツとオーロラソース,、etc.

 

40年(以上)前の味覚。家庭の洋食、っぽいものばっかだな。

こういうのばっかり食べてたわけじゃ決してなかったのに、こーゆーのが今の私にとってのコンフォートフード、なのかなぁ。