書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

誤解を招く「させていただく」

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言葉は時代とともに変わるし、耳になじんだ言葉は私だって口にするし、あんまりどーのこーの言うのは好きじゃないけれど、

でも、これはいき過ぎ、誤解を招いちゃうよ、って思ったこと。

 

テレビをおいていないこともあり、ラジオをつけている時間が長く、AMラジオが活躍。

とはいえ真剣に、ではなく、聞くともなく聞いていてるんですけどね。

そこで、耳に入ってきて、あれっ、だったんですよね〜。

 

スポーツ選手がゲスト出演し、勝利した試合を振り返って

「勝たせていただいて」と表現していて、

「えっ、八百長?」って耳を疑ってしまった。

向こうは手を緩めたってこと?

 

 

勝つことに謙遜しないといけないのかね。

単に「勝ちました」「勝利しました」でいいんじゃないの?

まさかの相手に勝てたのであれば、それを素直に表現すればいいんじゃないの?

 

ていねいに言おうとしたんだろうけれど、これ、誤解を招くよなぁ。

自分もやってるかもね、気をつけよう。

 

 

とはいえ、これが本当に八百長試合で、「勝たせていただいて」という言葉使いから発覚したとなれば、それはそれでおもしろいけどね。