書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

イスはとっても大事よ

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気がつけば20年ほどフリーランス生活を送っていますが、

自主的にフリーランスになったわけではなく、

お声がけいただいた仕事をしているうちに、なりゆきでフリーランスになり、

今でも会社員は会社員でいいだろうなぁ、という気持ちはあり、

事実、お誘いは何度かあったものの、タイミングなどがなんとなく合わなくって、結局フリーランスのままできています。

 

フリーランスになる前、私はイギリスに住んでいました。

そのときにかわいがってくださった方に、フリーランスの方がいらっしゃいました。

おひとり住まいだったので、安全の面から、

長期出張などで家をあけられるときは、

フラットシッター(ベビーシッターならぬ、マンションのお守り、ですね)のお役目をあずかったこともあります。

 

その際、机を借りたときに、とにかくイスの座り心地がいい。

うわぁ〜、快適! こりゃ、仕事がはかどるよ!

 

後日聞いたら、腰が悪いし、机に座っている時間が長いから、

イスはいいものを選んだ、とのこと。

 

 

私は基本健康で、50歳を過ぎた今も腰痛持ちではないのですが

(こないだ、数日ぼんやりと腰が痛かったけれど、すぐに回復した。なんだったんだ?)、

その経験はしっかりと記憶に刻まれていて、

仕事をする環境は大事、なかでもイスは大事、とっても大事、

と思っています。

 

リモートワークを推奨されている現在、

ご自宅で仕事をできる環境をこれから整える方には、

イスを重要視することをおすすめします。

 

考えてみればもっともで、自分の体をあずけるわけですから、

しかも長時間座りっぱなし、ってこともあり得る。

なので、快適な環境作りと自身の健康のためにイスは重視した方がいいですよ〜。

机よりも圧倒的に大事!

 

 

かくいう私は、引っ越しして1カ以上月が過ぎて、自分の動線が見え、ここにこのくらいの大きさの机をおいてイスをおいて、と思っていた矢先の今、

実物を見て、試して、決めたいのだけれど、買い物に行く気になれない。

カフェなども利用していたけれど、このご時世、それもすっぱりやめたので、

当座をしのぐため、と買ってきたローテーブルで仕事をしています。

 

あんまり快適じゃないのよね。

でも、この生活がしばらく続きそうなので、とりあえずクッションを購入して、少しでも快適な環境にしよう。

 

いずれ晴れて外出できるようになったら、机とイスを心ゆくまでちゃんと選んで、うちに招き入れるとしましょう。