書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

東京は物価が高い、って本当かな?

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よく、東京は物価が高い、って言われて、そりゃ賃料を上乗せすればそうだろう、ぐらいに思っていたけれど、果たしてそうかな?

 

最初にあれっ?と思ったのが、地方都市のスマートカジュアル以上のお店が、

その質や内容から考えると、これ、同じレベルの東京のお店で食べたほうが断然いい!

料理の質もだけれど、何よりサーヴィスがもっとよくってスマート、と感じる場面が少なくなく、

そして、相対的に安い。

 

あっ、と納得したのが、

食材を、ワインでも加工品でもいいのだけれど、

野菜や魚介類など生鮮食料品といった現地調達できない他のもの、

とりわけ輸入品などは、東京の業者が扱っているケースが圧倒的なので、

となると地方に運ぶのは輸送量がかかるってわけ。

それが上乗せされるのか〜。

しかも、情報になかなか触れる機会が少ないので(サンプルとかね)、

となるとより豊かな情報を確かめながら入手できるのは、東京が有利、ってことか。

 

で、東京に8年半ぶりに戻り、半月経ってやっと台所が使える状況になって、

炊事を少しずつ始め、ということは食材の買い出しに行くわけで、第一印象は、

安いなぁ〜!

 

今の住まいの周りに商店街があり、個人商店があり、スーパーマーケットがあり、なので、

競争があるから、ってことになるのだろうけど、とにかく、

安い!

 

 

確かに住居費(賃料)は東京は高い、それは認めましょう。

でも、それ以外の生活費って果たしてそうかな?

食品、生活雑貨etc、

ストックがほとんどない今、買う機会が多いけれど、安いなぁ、って会計のたびに感じてしまう。

 

地方のスーパーマーケットとか買い物する場所ってそこまで安くないんじゃないかな。

それは競争が少ないから。

でも、畑を持っていたり、釣りに行ったりしやすい環境にあって、

たとえ自分がそうではなくても、周囲にそういう人がいれば、おすそ分けしてもらえる機会は多いだろうから、そうなると安い!ってなっちゃうんだろうけど。

 

 

いろいろステレオタイプみたいに言われていることが実は違うんじゃないか、って感じる今日この頃。

東京にずっと住んでいたときには気づかなかったけれど、しばらく離れたことで客観視でき、疑問を感じ、見えてくることってたくさんあるなぁ。