書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

Life is comin’ back! なんて機嫌無敵なデイズ

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2月5日に8年半ぶりに東京に戻ってから、日によって温度差はあるものの、お天気が続いたせいもあるかもるのかもしれないけれど、

ものすごい幸福感に包まれていて、一瞬一瞬が信じられないくらい幸せ。

こんな気持ちで毎日過ごせるなんて!

 

それに拍車をかけるように、ラジオから流れてきたのは、小沢健二の「ラブリー」(↓)。

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1990年代の渋谷系の時代を、もろ渋谷を私はうろうろしていたから、その懐かしさから?

いや、そうじゃない。

だって、当時の私は、「ラブリー」も、このアルバムが入っていたアルバム『LIFE』も、発売時はがっかりしたんだよなぁ

(その前の、ファーストソロアルバムの『犬キャラ』は好きで、特に「暗闇から手を伸ばせ」が好きだった)。

 

小沢、日和っちゃったなぁ〜、なんて思ってた。

テレビには出まくるし、「ラブリー」は確か宮沢りえが出てた資生堂(だったと思う)シャンプーのCMソングにも使われたし。

(でも『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』に出たときはよかった! インカムをつけて「強い気持ち・強い愛」を歌いながら楽屋からステージに向かったんだよね。途中で「いくよ〜」って叫んだりして。「ドアノック」の振り付けも印象的だった。まっちゃんとのやりとりもよかった。今でもはっきり覚えている)

 

 

その後、「ラブリー」も『LIFE』もそんな悪くないじゃん、となり、その感覚でず〜〜〜っときていたのに、

今頃になって、ラジオからふいに流れた「ラブリー」に涙。

それは幸せな涙。

今の自分がこんなにも幸せだなんて。

歌(歌詞というよりも、歌の持つ幸せパワー)がいまの自分の気分をピタッと反映させていて、それが反射して再び自分の気持ちに戻ってきて、そのどうにも幸せな空気感に、涙。

 

なんだろう、この多幸感。

ただでさえ幸せなのに、幸せな音と空気感にたっぷりすっぽり包まれちゃったて、どうしようもない安心感の中にいるなぁ。

 

すっかり、『LIFE』〜「強い気持ち・強い愛」を流しながら、より幸せをじんじん感じる日々です。