心底いいなぁ、って思ったこと
同級生(私は50歳です)と会ったとき、「(成人した)自分の子供たちが本当にかわいい」 と言っていて、そんな風に確信を持って言えるのって、強烈にいいなぁ、って思った。
仕事でご一緒した方のスマホを一緒に見ていたときに、目に入ったのは子供の画像。
「お子さんですか?」と聞くと、「そうなんです、かわいくって」と言っていて、これまた、いいなぁ、って思った。
その後もいろいろ画像を見せてくれて、自分の子どもがどうすばらしいのかを語り、その姿もつくづくいいなぁ、って思った。
子どもにしろ、パートナーにしろ、身近な人を褒める姿は、素直に、いいな、って思う。
褒める人たちの表情って本当にうれしそうだもの。
見ているだけで幸せな気分になる。
私自身が、褒められるという経験がなく、そもそも褒めるも褒めないもなくほったらかしにされてきたから、
自分に関しては、そんなもん、他者にとっての自分の存在はとっくに諦めているはずなのに、
自分の子どもや身近な人を褒める姿を見て心底いいなぁ、と思うのは、彼らが相手の存在をちゃんと認めている姿を見ることで、まだどこかに、頭ではわかっていても、解消できないままで残っている、私もそうしてほしかったな(そうされる要素がなく、ないものねだりだとはわかっていても、それでも。いや、無条件、というのは理由じゃないわけで)という感情が呼び戻されるからなんだろうなぁ。
でもって、慣れとはおそろしいもので、たま〜に構われることがあると、どうしていいのかわからず、混乱するのは、我ながら困ったもんだ!