書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

罹患していてもできることってあるのよね

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経過観察で大学病院に定期的に通うようになって、10年。

病院に定期的に通っていると言うと、ぎょっとされることがあるのですが、生死に関わるものでなく、3カ月に一度のペースなので、なんだかゆる〜い感じです。

 

ときどき、大学病院という性格から、通常の検査のほかに、

サンプルをとるための検査を頼まれることがあります。

かかっても1時間程度の追加時間なので、時間があれば承諾しています。

 

依頼とか、同意書のサインとか、ここまで大仰にしなくてもいいよ、と思うものの、

そこはまあ、不安に思う人もいるだろうから、仕方ないのでしょう。

 

 

先日も検査の際に依頼を受けました。

いつもと違うのは、研究目的ではなく、機器やソフトの開発のため。

 

考えてみれば当たり前だけれど、病気の解明だけでなく、治療に必要な機器も日進月歩なわけで、そのためにはサンプルが必要なわけで。

医療技師の方がご担当で、そういう職業がある、というのはぼんやり知っていたのだけれど、今ひとつよくわかっていなくって、いくつか質問をしてしまった。

 

身近になって、触れていながらも、知らない世界っておもしろい!

 

 

10年ほどこの大学病院に通っているので、通常の検査以外の、サンプル協力した記録もたくさん残っています。

この記録も大事だけれど、1人のサンプル協力は些細なことだけれど、少しでも役に立てればいいなぁ。