書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

この期に及んでレコードが欲しくなる!

f:id:ricorice:20190413045350j:plain
  

今年に入っておかたしを進めている中で、

生活に密着した、衣・食・住については第1ラウンド終了。

迷うものは保留にしながら、とりあえず即判断できるものとはさようなら、をしました。

 

衣・食・住については第2ラウンド、そしてケオスの最大の要因、趣味/嗜好および仕事(かぶる部分多い)に本格着手!で、

以前の引っ越しでドカンと整理した音楽もの(レコード、CD、雑誌、ファンジンetc)は手持ちが少ないから、まずはここを見直しましょう、と、

レコード)アルバム)をチェック。

 

厳選に厳選したこともあり、自分を作った要素でもあり、嗜好もそうそう変わっておらず、これは減らせないなぁ。

手放せるのは、頑張って2〜3枚かも。

 

 

それどころか、、、

この期に及んで、レコードが欲しくなってしまったよ!

 

おかたしをしている中で、決別するものばかり、減らす方向で動いていたのに、増やす、に気持ちが移るなんて!

 

 

なんでレコードが欲しくなるんだろう?

私、前の引っ越しのときにレコードプレイヤーも手放した(譲った)ので、自宅でレコードが聴ける環境ではないんですね。

しかも、今、音楽を聴くのはデジタル一辺倒になっちゃったし。

 

ということは、音源としてレコードが欲しいわけではないんですよね。

なんだろう?って考えた結論は、音楽を入り口とした、一種のアート作品というか見ていて触って眺めて気持ちを落ち着かせる、実感としてのモノとして欲しいんだなぁ、ってこと。

 

今、レコードやアナログの売り上げが増加しているんですよね(日本でも、なのかな)。

もちろん音楽業界全体としてのシェアは少ないことに変わりはないけれど、データとしてちゃんと示されている(どこかで見たんだけどな)。

 

なんで今、アナログなんだろう?

途中から移行した世代と違って、デジタル(ネット)ネイティブは意外とフィジカルなものが好きなのかもしれないし、

そもそもレコードやカセットといったアナログ・パッケージを今や音楽というジャンルで括ってはいけないのかもしれない。現に私が音源として欲しているわけではないように。

 

これ、音楽だけじゃないかもね、本や雑誌も同じかもね。

実際、おかたしをしていて、単に読み物はデジタルでいい!とつくづく感じ、

フィジカルで欲しいのは、持ったときの重さやページをめくる触感、モノとして、そして開いた時に視界に入った時の心地よさだったりなんですよね〜。

 

なぜアナログに惹かれるのか。
その理由は、ここ数年、私が考え続けている、本来の読み物としてではなく、本というパッケージや役割でできることをもっと考えたい、ということに対する答えと根底は一緒なのかもしれない。

 

 

なわけで、今、いちばん欲しいレコードはニュー・オーダーの『Power, Corruption & Lies(権力の美学)』(FACT 75)です。

ピーター・サヴィルの研ぎ澄まされたデザインは、今見直しても、ハッとしちゃうなぁ。

(もっとも私に似合う雰囲気とはかけ離れているので、手に入れたところで、部屋に飾るまでにはいたらないだろうけど)