書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

問題は駅から/までではなく、駅の中、なんだなっ!

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東京ビギナーさんと数時間、私は道案内としてご一緒することがありました。

 

以前、東京の恐さは治安ではなくって移動なんだな、と感じ入り(↓)、

ricorice.hatenablog.com

 

確かに、鉄道が乗り入れが増えて、余計にややこしくなった。

東京メトロ都営地下鉄の違いとか説明がまどろっこしいし。

ロンドンのように運営会社の垣根を取っ払って、範囲に応じて、パス(中心部1日乗車券とか、やや郊外までOKの7日券とか)といった、利用者も運営側も、誰にでも理解できるわかりやすいシステムを作ってくれればいいのに。

会社間でどう精算するか、という問題はあるけれど、少なくとも質問はぐっと減るから、その分の人件費はしっかり浮くんじゃないのかなぁ。

 

 

まあ、それはそれとして。

実際に一緒に動いてみてわかったのは、問題は、駅から目的地に行くことや、目的地から駅に向かうことではない、ってこと。

今やそれは、ときどき遠回りを示すこともあるけれど、スマホがあれば難なくスムーズ。

 

問題は駅の中での移動。

乗り換えだったり、出口だったり。

表示は出ているけれど、従って歩いていても、ふと途切れることがあって、はれっ?ってことはよくある。

慣れていれば、なんとなく勘が働いたりするけれど、

それでも、住んでいても不案内なところだと、まごついちゃうもんねぇ。

 

そもそも、表示を確認しながら歩く、という習慣がない人にとっては、これはハードルが高い。

しかも、その表示は場所によってやり方が違うわけだし。

 

う〜ん。

 

スマホアプリを開発するか(すでにあるのか?)、案内を抜本的に見直すか(上書きしていく形ではなく)。ロンドンの(特定地域だけ?)バス停や大型デパートのように案内&検索用の大きい画面が設置してあると便利だな〜、と思うけれど、どうなんだろう。