書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

処分に迷うのは好きだからこそ

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“おかたし”真っ只中の私。

今週手放した、おもなものは以下のとおりです。

 

・服 1着

・本 20冊

・雑誌 10冊

 

ほか、台所まわりのあれこれや生活用品を。

 

暮らしに根づいた、いわゆる衣・食・住の部分は随分すっきりしたような気がするのですが

(衣類なんかは第2ラウンド、そろそろもう一度全部引っ張り出して、改めてチェックする時期かな〜、ではありますが)、

趣味というか嗜好というか、のものも少しずつ取り掛かっているのですが、これがむずかしい。

以前の引っ越しの際に、音楽関連(レコードやCDやファンジンや雑誌)は思い切って整理したので、ほとんど動きはないでしょう。

 

問題は紙もの。

書籍とか雑誌とかフリーペーパーとかフライヤーとか。特に海外のものは減らせないだろうなぁ。

かといって日本語のものも、あんまり減らせそうにない、なぁ。

 

読み物としてのものは減らせる。現に処分を粛々としています。

でも、私の場合は、仕事(書籍や雑誌のダイレクション)に関連することもあって、パッケージとしてのフィジカルなモノとしての紙ものは、持ったときの感触からはじまり、ページをめくるだけでワクワクしちゃうんだな。

そして、古い本や雑誌が、改めて見直すと新鮮だったりもする。

 

処分がむずかしいなら、寄贈するか、割り切って保管するか、要検討です。

 

 

にしても、改めて、“おかたし”って自分と対峙する作業だな、とつくづく。

なぜ?を考えながら進めているせいもあるんだろうけど、いやでも自分と真っ正面から向き合わざるを得ず、そのことで、普段ぼんやりとしか見えていない自分の輪郭がくっきりしてくるんだもの。