若者は優秀だなぁ、助けられているなぁ、とつくづく
仕事をしていてよく思うのが、
一緒にチームとなるスタッフもメンバーは変われど、同じように年齢を重ねていき、
比較的同世代の人たちと仕事をすることが多いなぁ、ってこと。
そんな中、昨年は、若い世代の人たちと一緒、ということが少なくなく、
あるプロジェクトでは、私だけが飛び抜けて年をとっていて(みなさん、ひと回り以下)、
そういうこともあるよなぁ、と。
仕事という同じ土俵に立つ以上、年齢とかは関係ないと思っています。
でも、それは私の考えであって、ほかの人がどうかはわからない。
なので、向こうはものすごく気を遣ってくれている、ってこともあるでしょう。
これは私の周囲の方々だけかもしれないけれど、
若い人たちを仕事をするのは、とてもやりやすい。
なんというか、ニュートラルなんですよね。
威圧的でもないし遠慮がちでもなく、
それ以上でもそれ以下でもなく、仕事そのものに変に色をつけない、という。
なので、当然、意見や要望も言ってくれて、ありがたい
(言葉にしてもらわないとわからないから)。
これが心地いい。
これがやりやすい。
でもって、コミュニケーション能力が本当に高い、って思っちゃう。
メールの文面や直接話すときも、臆面なく、それでいて不愉快さを与えない、というね。
何より、きちんと連絡をくれる、ってのが助かる!
(せっつかないと連絡をくれない人、いるんだなぁ。
都合の悪いことは言ってこない人、いるんだなぁ。
それは私の仕事の範疇じゃないです、と情報の共有を無視する人、いるんだなぁ。)
で、こういう方たちを仕事をしていてつくづく感じるんですけど、
私は統括指揮という立場のことが多く、
もちろん制作を引導していくのも仕事なんだけれど、
こういう方たちのために、よりよい環境を整え、その能力を存分に発揮してもらう、ってことも仕事なんですよね。
具体的には、お金など条件をきちんと伝えておく(なあなあにしない)とか、
面倒が起こったときに緩衝役になるとか、
当たり前といえば当たり前だけど、こういう役割を引き受けることが、
安心して仕事に集中してもらえる要素になるんじゃないか、と。
同じやるなら気持ちよく、そして存分に力を発揮して欲しいもの。
それをするのは本人だけれど、引き上げるための環境作りはこちらの仕事、ってことかな。
まあ、こういうことをマジメに思うようになった、ってことは、
私も歳をとった、というか、成長した、ってことかな。