書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

中学生・高校生の英語にふれてみて

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冬休み、ということで、依頼を受けて中学生・高校生の英語をみる機会がありました。

 

疑問に対して、できる限り言葉を尽くして説明して、

今はすべてわからなくても、なんか言ってたな〜、だけでも記憶に残れば、

その言葉に対して注意深くなるだろうし、

後になって、あれはああいう意味だったのか、ってわかってもらえればなおよし、で。

 

にしても。

う〜ん、と困ってしまったのが、

問題集など眺めていて、その設問や進行具合を見せてもらって加味しても、

答えはひとつじゃないよな、ってこともあるけれど、

どうやら、決められた答えで答えないと丸がもらえないらしく、

それってどうなのかなぁ、と感じた次第。

 

それまでに培ったもので考えて導いた答えで、

しかも設問に対しての解答として合っているのであれば

正解にしなさいよ。

 

でもって、わからないことをわからないというと

「なぜわからない」と聞き返されるらしく、

いやいや「どこがわからない」と聞いて、

疑問点を洗い出し、それに対して理解できるように説明するのが

教える立場の人間の仕事じゃないのかなぁ。

 

これって学校全体がこんな感じなのか、その学校がそうなのかわからないけれど、
うううう〜ん、こんなやる気を削ぐようなことしてて大丈夫かな?