書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

押したり引いたり、企画が決定するまで

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企画って、さあ、どうだ!みたいな大上段に構えるものでなく、

普段の生活の中で、あっ、こういうのどうかな? こういうのあればいいな、に

端を発してそこから揉んでいくことが多い、私の場合。

 

がっちり練り上げて企画書を書くこともあるけれど、

話の流れで、「こんなこと思いついたんですけど」から相談して、

形作っていくことも少なくない、私の場合。

(この場合、相手を選ぶんですよね〜。

 企画はタダだと思っている人もいて、自分のものにされることもあるから)

 

相談したものに、いけるんじゃない、という反応をいただいた案件があり、

じゃあどうするこうする、をかくかくしかじか意見を出し合っている最中。

 

大丈夫!という自信半分、本当にいけるかな、という不安半分、

いや、本当にいけるかな、というよりも、自分が対してちゃんと形にしていけるかな、という問いかけかけをして、

まだ手つかずで何も見えないのに、自信を失いそうになるけれど、

いや、大丈夫大丈夫!と自分で自分を奮い立たせる。

 

自分との闘い、だなぁ。

こういうことをやってきたから、最終的には大丈夫大丈夫、なんだけれど、

毎回うんうんうなっている感じ。

 

にしても、企画会議の結果を待つのって、受験生の気分だなぁ。