書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

より具体的により狭く設定していくのがいい

f:id:ricorice:20181126073228j:plain

 

アイテム作りの相談を受けまして。

いざ、やろうとしたら、なかなか思うようにいかないのがその理由だそうです。

 

「コンセプトは何ですか?」と訊くと、

「えっ、必要ですか? とにかく、おしゃれなものを作りたいんです」。

「おしゃれなものを作りたい、というのも大事です。でも、何を作りたいかが明確でないと、どう作るかを先行しても、ピンと来るものは作れませんよ」

「う〜ん、何となくですけど、こんな感じです。(かくかくしかじか)」

「なるほど。もう少し、具体的に考えてみましょうか。例えば、〇〇〇〇〇〇〇〇、こういう視点であれば、〇〇〇〇〇〇〇〇、こっちの切り口であれば、〇〇〇〇〇〇〇〇」

 

 

コンセプトという言葉は理念にも置き換えられて、

これが、作りたい、やりたい、の基盤。

これがぐらぐらしていると、どんなに美しく着飾っても空虚に映ります。

なぜなら中身がないから。

軸というか基盤というかがしっかりしたものは、一本筋が通っている、っていうのかな、ブレない。

 

このとき。ぼんやりとしたコンセプトではなく、

より具体的により細かく考えるのが肝要。

なぜかって、そうすることで、具体的なイメージがわくからなんです。

そこまで突き詰めて考えれば、後は、じゃあ、商品に落とし込むか、具現化していくだけだから。

 

 

こういうの商品に限らず、すべてそう。

プロジェクトを立ち上げるにしろ、書籍を制作するにしろ、何かを作り出すときは、

コンセプト/理念がしっかりしたものが、関わる人も理解が速いし、

届けたい人に届けやすいんですよね。