書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

冷静に総合的に見るには2〜30年の歳月が要るなぁ

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今年の3月に上映されるときいて、意気揚々!

すっかりその気だったのに、タイミングが合わず断念。

がっくしうなだれていたところ、半年を待たずして、またしても上映のニュースが!

 

スケジュールもOK! 今度こそ機会を逃すまい、と行きましたよ、YCAM(山口情報芸術センター)へ。

大友克洋の映画『AKIRA』を観に。

 

 

1988年公開なので、ちょうど30年前、なんですよねぇ。

 

長い時間が経って見直し、作品時代の色褪せない凄さを改めて思い知らされたわけだけれど、

同時にその後、世の中がどう動いたか、とか、同時代に何があったのか、とか、がプラスされ、

私はそもそもSF的要素のものは好きだし(小学校2年生の冬休みに見たNHKのドラマ「なぞの転校生」のインパクトは今も忘れられない)、サイバーパンクにも夢中になった口だし、コンピュータというかネットが一般化したのもこの頃だったし。

なので、今となって気づくことがあまりに多い。

 

 

つまり、作品が発表されたときは、それまでを見ることはできるけれど、そのときとその後、それがどういう影響を与え、どういう流れになったか、といったことは、当然わからないので、

それを眺めてみるには時間がかかる、ということ。

一世代、2〜30年かかるなぁ、というのがよくわかる。

 

今、すすめたい、企画にしたい案件があり、そのためにリサーチをしているのですが、

2010年代後半になって1990年代のものが豊富に出回り始めたな、という印象。

 

引いて客観的に眺めるには、そのくらい時間がかかる、ってことですね。