書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

小さい子供を“ちゃん”づけする違和感

f:id:ricorice:20180817160643j:plain

プライベートではどう呼ぼうが関係ないのですが、

公の場で、子供を呼ぶ時に、○○ちゃん(もっといえば○○君)って呼ぶのに違和感。

 

これってひとりの人間として認めていない、ってことの表れ、じゃないかなぁ。

愛情のある敬称ってことにされているけれど、敬称とは思えないんだよねぇ。

本当に敬称であれば、年齢関わらず一律で“さん”でいいんじゃないの?

 

 

プライベートは別ですよ。

公の場、もっといえば、マスメディアなどが、小さな子供に対して“ちゃん”づけするのに、

ものすごおおおおい違和感を感じるのです。

(子供に子供言葉で話したり、説明をすっとばしたりするのも好きじゃない。

 きちんと説明すればいい。

 彼/彼らがそのときに理解できなくても

 (いや、子供の方が本質をよっぽどつかめる、と私は思っているけどね)、

 ひとりの人間として真っ正面から向き合うことが大事、じゃあないか、と)

なんというか、べたっとした慈しみという名のベールに包まれた、下に見ている感じが、好きじゃない。

いっそのこと呼び捨ての方がまだ清々しい、気がするんだけど。。。