書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

打ち上げをしましょうね!を合い言葉に

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友達ごっこ、とか、馴れ合い、とか、が好きじゃないので、

仕事関係の人とつるむ、ってことはあんまりない。

ただ、仕事とプライベートはかっきり分ける!と思っているわけではないので、

たまにはごはんでも食べましょうか、ってこともあれば、

そのときのノリで約束をすることもある。

 

私はダイレクションの立場で仕事をすることも多いので、

単発の仕事であればそんなことはほとんどないのだけれど、

書籍といった長期戦の場合は、

制作チームのなかでお互いに協力し合って進める場面が多く

(もちろん、中には決まった範囲内の自分の仕事についてはきっかりする、

 自分の範疇でないことには一切関わらないって人もいる。 

 それはひとつの考え方なので、別段否定はしない)、

補い合いながら、励まし合いながら、になり、

そうやって進行した仕事のときは、

こちらの感謝を伝える場として、できる限り、打ち上げの席を設けるようにしている

(タイミングetcでできないこともあるけれど)。

 

もちろん参加に無理強いはしない。

仕事の場では協力的で友好的でも、プライベートな時間をつぶすのはゴメン、って人もいるだろうから。

 

 

目下のところ、9月発売の書籍に向けて、奮闘している日々で、

連日のように制作チーム内で、あーだこーだのやりとりをしているわけですが、

そんな中で、「早く打ち上げしたいですね」というひと言をもらって、じんわりとうれしかったな。

 

彼女の言葉には、「ごちそうしてください」という意味はまったく感じられず

(私が音頭取りの打ち上げは、費用は私持ちなので(一次会だけだけど))、

そこにあるのは「みんなで労をねぎらい合いましょう」という意味合いで、

そういう気持ちで仕事をしてくださっていることは、これまでの言動から充分にわかっているのだけれど、

「早く打ち上げしたいですね」の言葉にはそれが端的に表れていて、

救われるというか、報われるというか、そんな気持ちです。

 

 

あと2週間がヤマ。

ほんと、早く打ち上げの日を迎えたい。。。