書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

情報や知識、企画はタダじゃない、って話

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先日、某出版社から支払明細書が届き、

一瞬、なんだろう?と思ったら、先日ちょっとだけ協力した(ほどでもなかったりするので、却って申し訳ないくらい)案件の支払いでした。

 

まとも(と私には思える)な場合は、仕事の打診をいただく時点で謝礼など条件を提示されます。

取材協力したり情報提供したり企画提案といった目に見えない事柄に対しても、

ちゃんと敬意を払ってもらえるというのは、気持ちがいいものです。

しごく当たり前のことではあるのに、当たり前と思っていないことに遭遇する確率があまりに高いから。

 

 

先日、面識はあるけれど、な方にロンドンの店舗状況について訊かれました。

無料で知識や情報、企画を提供しない、不均衡はしない(謝礼などという形で対応してくださるところもあるので、失礼になる)と決めているので、

その旨と、出せる情報はブログ(私が運営しているもうひとつのイギリスの食ブログです)に開示しているので、そちらを参照して欲しい、と伝えました。

ricorice.exblog.jp

 

その方はちゃんとこちらの思いをご理解いただけるだろう(だから理由も提示)と感じての判断で、

やっぱりご理解いただき、

今回に関してはご期待に添えなかったけれど、

これからもできることは協力していけたらいいな、と感じるわけで、後味も気持ちいいわけです。

 

 

問題は、それが目に見えないものはタダ、と思っている人たち。

情報も知識も企画もタダ、と思っている人たち。

 

そういう仕事をしていないならともかく、曲がりなりにメディアにもいても、

くれくれ攻撃をさも当たり前にように平気でしてくる人、

たとえば企画を出してくれ(方向性などを一切示さず)、と言い、

私はフリーランスで社員ではないので、本来であればそういうことは任意にも関わらず、

締切りを作り、せっつく。

しかもその企画を出したからといって、こちらが担当する、という前提でもない。

失礼甚だしいことこの上ない。

 

意図的なのか認識が欠如しているのか、いずれにせよ、こういう人は話してもまったく通じないので、

私の中で×マークをつけ、なるべく関わらないようにする。

 

 

結局のところ、お互いにリスペクトのない仕事はダメだな、ってところに行きつくのかもしれない。