『ドイツパン大全』がグルマン世界料理本大賞2018・パン部門でグランプリに輝きました!
発売はちょうど1年前。
企画提出にはじまり、制作指揮/編集統括(映画でいうと監督ですね)として仕事をした
『ドイツパン大全』(誠文堂新光社刊)が、
グルマン世界料理本大賞2018・パン部門で優勝しました!
世界で1位! これは、うれしい以上のうれしさですねぇ。
フランスの会社が母体となって運営している、<br>
グルマン世界料理本大賞/Gourmand World Cookbook Awards
(日本語サイトはこちら(↓))
今年で23年目を迎え、世界215カ国から1144作品がエントリー。
2018年5月26日(土)&27日(日)に中国・煙台で大賞の発表と授賞式が行われました。
ご案内はいただいたものの、あいにく私は行けなかったのですが、
著者の森本智子さんはご参加なさって、
現地で受賞できたことは、本当によかった!と思っています。
発刊された後、見てくださった方から著者の森本智子さんに出品してみれば?とご提案があり、
じゃあ、せっかくだからそうしましょうか、が出品のきっかけ。
その後、順を追って、
日本のパン部門で1位になった!
世界のパン部門で3位以内に入った!
との連絡をいただき、そして授賞式当日にグランプリ!となりました。
その度ごとにやった!と制作チームで喜び合っていて、
もちろんいい本を作った!自負はあるけれど、
世界の視点で客観的に、となるとわからないわけで、
そもそも賞のためでなく読者のために本を作っているわけで、
それがうまく合致した、というのは感慨ひとしおです。
著者の森本智子さんをはじめ、カメラマンさん、デザイナーさん、裁量を任せて仕事を見守ってくださった出版社の方々、制作にご協力くださった方々、そして読者のみなさま、本当にありがとうございました!
肝心の『ドイツパン大全』はこんな本です(↓)。
まだの方、これを機にぜひお手にとってご覧ください。
これを公言するとびっくりされることが多いのですが
私は、世に出す以上は、売りたい、1位を獲りたい!という思いが強く
(いい本なのに売れない、評価されない、ってのは(確かに時代が早かった、ってことはあるけれど)言い訳であり、傲慢であり、努力が足りないと思う)、
制作サイドはとかく、いいものを作るシンドロームに陥りがちですが、ビジネスである以上、売れてナンボ!のバランスをとりたいと考えています。