書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

プロに話を聞くと、先入観と違うことって多いよね

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散歩の達人ならぬ、散歩の鉄人、と呼ばれているので、

とにかく歩く、がんがん歩く。

本人はそんなつもりはまったくないのだけれど、歩くのが速く、脇目もふらずにすたすた歩いている、そーです。

 

時間があれば、の前提だけれど、1時間以内なら平気で歩く。

ただ、荷物が多い&重いと話は別。

 

 

先日、必要にかられてあわてて家電量販店に行き、どんと買い物をしたはいいけれど、

両手いっぱいに重い荷物。

とてもじゃなけれど、100m以上は歩けない!となり、タクシーを拾いました。

 

 

タクシーの運転手さんは当たり外れが大きくって、

このときは当たりの運転手さん。

 

当たりは何か、っていうと、

こちらが道を知らないこと(道は目的地は知っていても歩くのと車の運転とでは訳が違う)をちゃんと汲んで上で、ベストなルートで運んでくれること、

そしてやっぱり世間話がおもしろいこと。

 

そのときのタクシーの運転手さんは、バスの運転手さんからの職替えした、高齢とはいわないけれど、相当の経験年数をお持ちの方。

転職した理由とか、お客さんの平均支払い額とか、どこのタクシー乗り場のお客さんがおいしいとか、

そりゃそーだろーなー、ってこともあったけれど、意外なことも多く、

へえええええ〜!の連続でした。

 

個人ではないけれど、小規模のタクシー会社の方だと思う。

こーゆー経験に基づくことって、生きたマーケティングだよね!

リサーチが必要なときに、そのためだけにタクシーを利用する手はあるなぁ、と思ってしまいました。