書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

もうそろそろ均一にしてもらってもいいんだけど、な

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SNSのおかげで疎遠になっていた高校時代の面々と連絡が取り合えるようになったのは、時代の恩恵だなぁ。

ここのところ、高校の同窓会のお知らせが回ってきたりするので、つくづくそう感じます。

(Oくん、いつもありがとう!)

 

別に意識的に避けていたわけでなく、卒業後散り散りになり、周囲も自分も変われば縁遠くなるのは、自然なことよね。

引っ越ししたりすると、それまでの連絡ツールだった、郵便ってものも来なくなるし。

 

そんな感じでとんとはるか彼方のことになってしまった高校の同級生とやりとりが再スタートしたものは、SNS筆頭にネットの賜物ですよ。

 

 

その同窓会の案内を見ていて、

男性と女性で会費が違っていて、

そういうの、もうやめてもいいんじゃない、ってつくづく感じたのです。

 

私は、これまで性差をほとんど感じない環境にいたせいか(実は、今がいちばん強く感じる。完全にエリア性ですね)、

飲食店が顕著で、女性だけ安かったり、サーヴィスがあったり、ってのを、ず〜っと疑問に思っていて、
そして、同時にあれだけ「平等を!」と声高に叫んでいるフェミニストの方々は、「払います! こーゆーのやめてください!」ってなんで言わないんだろう?とも感じていて、

今こうやって同窓会費を見て改めて、別に払うけどな〜、って改めて思ったりしたのです。

何でよ!ってことじゃなくって、素朴なフラットな感覚として、ね。

 

私が30年以上前に通っていた高校は、共学ながらほとんど男子校の様相で(今は違います)、

だからひとりでも女性が参加しやすく、って狙いがあるのかもしれないけれど、

最初に案内を見たときの、素直に疑問として感じたのでした。

この感覚は今後もっと強くなっていくんだろうなぁ。