書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

人は変わらない、から、こちらのやり方を変える

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いろんな人がいるなぁ、と思うのです、仕事をしていると。

特に私の場合は、フリーランサーで、

実際の目の前の言動でどうこう、ではなく、メールのやりとりメインで仕事をしているので、

ボリュームが少なくさくっとした仕事であれば、さほど感じないのですが、

書籍などでがっつり関わってもらうと、余計に相手が見えますねぇ。

 

まめに予定や進捗を連絡してくれる人(助かる!)

企画に積極的な人(うれしい!)

自分の範疇の仕事を淡々とこなす人

渡している資料やスケジュールを見ない人

一度に複数のことが重なるとパニックに陥る人

目先のことしか処理できない人

ちょっと時間が経つとすぐに忘れる人

変更点をフィードバックしない人

Ccの社内上司に気を遣った言い回しのため主旨が見えない言い方をする人

 

 

だから、どーだ、ってことでは全然ないんですよ〜。

ただ、Ccで情報を共有することも多いし、制作指揮という私の立場の場合、

あれっ?  こうする方がストレス軽減になり、結果それぞれのスタッフがスムーズに進行できる

(なんでこうしないんだよ〜、という感情的なことではなく)、

ってことがある場合、進言するのも仕事なので、そうするのですが、

なかなか伝わらない。

伝わっても、クセや性格は直らない、のかもしれません。

 

 

であれば、こっちのアプローチを変える、

相手の特性に合わせて、相手も自分もスムーズにできるよう、やりとりする、に尽きるわけですねぇ。

 

おいおい、何やってんの!って怒ったりどなったりして、事態が解決するわけではない。

(基本、驚いたり呆れたりはあるけれど怒るってことはないですねぇ。“そんなもん”って受け止めるから。私が怒り心頭になるのは、理不尽な仕打ちを受けたときです)

むしろ、負の感情だけが渦巻くようになるだろうし、それっていいことなんかなんにもない。

 

 

その人がどいういう人かの見極めができるまでが、???が渦巻く時間。

ある程度蓄積ができて、それまでの経緯を分析・検証して、どういうタイプか、が分かれば、だったら、こうする、と考えるわけです。