書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

回り回ってようやく、なんじゃないの

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私は2011年からテレビのない生活です。

深い意味はなく、地デジに全面以降するのと引っ越しのタイミングが重なり、そのままテレビのない生活。

出張先のホテルで見たりはするけど、なきゃないで、ま、いっか、なまま、今にいたっています。

 

ときどき、話題がテレビのことになると、当然よくわからない。

先日「テラスハウスってテレビ番組があってね、これリアリティ番組で、この手の番組って日本だけでなく、今、海外でも人気があるんだよ〜」と言われ、

んんん? そーじゃなくって、このタイプの番組って、海外、ヨーロッパで20年近く前に大大大ヒットして、

それが回り回ってようやく日本にも入ってきたんじゃないの?

 

1999年、オランダで放送された「Big Brother」(そうだよね! いいタイトルだ!)、すぐさまヨーロッパ中に広がり、2000年イギリスに住んでいた私は、この番組が人気ってことを肌で経験していて、

えっ、今さら? 今なの?

な気持ちに。。。

 

んでもって「Big Brother」に限らず、「Big Brother」以降この手の番組はヨーロッパのみならずアメリカでも作られたんじゃないっけ?

 

 

いや、別に揚げ足を取るつもりはないし、その方は他愛ない会話の中で、素直に教えてくれたんだけれど、

別に早ければいいってもんじゃないし、同じフォーマットが同じタイミングで世界で流行るわけじゃないけど、

これに限らず、日本が最先端をいっている、という錯覚というか思い込みというか、がいかに蔓延しているのを垣間見た気がしました。

(むしろ遅れてることの方が、うんと多い気がする。。。)