書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

やっぱり自分のことは自分がいちばんわかっていない

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先日、ある仕事の打診を受けました。

 

その内容が、えっ!と、これまでの自分のキャリアの本筋じゃないところ。

 

理由を訊くと、話してたりブログとかを見てて、いけるんじゃないか、って思って、ですって!

 

 

へえええ〜。そうかぁ〜。

 

こういうのはよっぽど興味がひっかからない、のらない、以外は引く受けるようにしています

(受けたあとで、個人の趣味というわけにはいかないので、本格的に勉強することになり、ひいひい言うけど)。

自分の知らない自分を発見できるような気がして。

 

 

編集の仕事って子どもの頃からしたくって

(当時はよくわかってなくって、ただ、なにか伝える人になりたいなぁ、って思っていた。

 音楽は好きだったけれど、自分で演るって発想はなく、これいいでしょ!って吹聴したいっていう)、

その頃はサブカルチャーというかカウンターカルチャーというか、

メインストリームではないオルターナティブというかインディーというか、

そーゆーのをやりたかったんですよねぇ。

DIY精神丸出しのzine(自費出版雑誌)、

i-DとかFaceとか、ちょっと遅れてWallpaperとかWiredとかの影響を受けまくったわけです。

 

大学卒業後、一般企業をドロップアウト(なのか?)して、出版業界というか編集プロダクションに潜り込み、旅行ものやレストランガイドをやっているうちに、

時代は変わり、元来の食いしん坊も手伝って、21世紀に突入してからは食をメインに。

 

でも、そこの編集プロダクションがまったく別のジャンル、もしくは担当をしたのが、

ファッションだったりインテリアだったりすると、まったく違う人生を歩いていたかもね。

 

 

流れに抗わないようにしているので、

今回打診を受けた案件が新しい道を拓いてくれるならくれるで、おもしろいことです。むしろ期待したい!