書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

“遅きに逸した”ってこういうこと、じゃないのかなぁ。

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こういうニュースが流れるたびに、嘆く声ばかりが蔓延するのにうんざりするのは私だけでしょうか?

 

headlines.yahoo.co.jp 

“遅きに逸した”ってこういうことなのかなぁ。

それが私の第一印象。

可能性が高い、なんてぐずぐずしてないで、スパッとやめちゃえば。

 

 

日本でのローラ・アシュレイって、清楚で〜、クラシックな花模様で〜、みたいな印象な気がしますが、

私の見立てでは、

1960〜70年代のヒッピー文化、フラワーチルドレンが、自らのアイデンティティを示すかのように、

文字どおり花そのものだったり、フラワープリントの服を着たりした時代があり

(この時代、私は日本で小さな子どもだったので、その頃のイギリスなりアメリカ合衆国なりの状況をリアルに知っているわけじゃないけれど)、

彼らに受けたんじゃないか、と。

 

時代が移ると、古ぼけてやぼったく見えるのは仕方のないこと。

 

多少は今っぽいかわいいものもあったりしたけれど、

なんでもかんでも時代を真っ正直に反映すればいい、ってもんじゃないけれど、

変えてもいいところは変えない、と、なんですよねぇ。

 

 

ところで、私、ライセンス生産って積極的に嫌い!

どうしても本来のものより見劣りがしてチープに見えるし、

あからさまにロゴやブランドをありがたがるのに付け込む商売だよなぁ。

メーカー側にしても、その価値を大きく下げる行為であるわけで、

ハロッズバーバリーも撤退して大正解!だと思います。