関係者は一度は現場に行ったほうがいいよね〜
書籍制作の指揮をしていて、わくわくするのは、
最初にデザインがあがってきたとき。
それまで、企画を練って、構成案を考え、リサーチ、取材&撮影をして、
がようやく形になる瞬間です。
現在、3冊の食書籍を進めていて、
うち1冊はいよいよ制作が本格始動し、
先日、デザインがあがってきました。
いや〜、いいね! いいね!
こちらのイメージをよくぞここまで具現化してくださいました!
もちろんそれは、デザイナーさんの手腕、が大きいのですが、
最初の撮影現場に立ち合ってもらえたこともあるんだろうな〜、と感じています。
もちろんプロだから、きっちり仕事はしてくださいます。
でも、微妙なところでピッタリはまる、のは、机上だけだとむずかしく、
肌感覚で理解していることが大事なんだな〜、って感じます。
そして結局、それが最終的な出来不出来を左右するんじゃないかな。
可能なら、早い段階で、1時間でも2時間でもいいから、
関わっている方に撮影現場に来ていただきたい。
著者や監修の方、カメラマン、ライター、編集監督、がどういう思いで臨んでいるか、って
言葉と空気感の両輪で、
あ〜、こういうもの作りたいんだな〜、というのが伝わるから。
ライターとして仕事をするとき。
書くのは行かなくてもできる、と思っている発注者が実に多い!
もちろんそれでお金をもらっている以上、それ相当の仕事はします。
でも、すごくいい!はできない。
だって、現場を知らないんだもん。
現場に(わざわざ)行かなくってもできる、って発注者が思っている以上、
そこまでの仕上がり止まり、ってこと。
それで目先のお金を浮かしているつもりかもしれないけれど、
結局のところ、たいした仕事してないじゃん、になって、
いいことないんじゃないかな〜。
なので、毎度は無理にしても、一度でいいから、
関係者は現場に行ったほうがいい。
生理って伝わるし、おまけに見る人が見れば、机上でやっているか、たとえ稚拙でも真摯に向き合おうとしているか、一発でわかるしね〜。