書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

やさしく見守りたいし、やさしく見守ってほしいなぁ

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現在、3冊の食書籍のダイレクション/制作指揮(映画でいうと監督)をしておりまして、

なんせ本、なので長期戦であり持久戦であるのですが、

その中にも波があります。

 

ってことは、いつも緊張状態、ってわけじゃないってことです。

最初に全体の構成案を考えるとき、撮影&取材前後、デザイン用素材渡し(画像や文字原稿)、校正、といったとき、

また複数の案件を同時進行しているので、それらが重なるときはバタバタなのですが、

ときどきふっと落ち着く瞬間がありまして、

この日はまさにそんな日でした。

 

 

そんなときって気が緩むのか、たまたまそんなタイミングだったのか(生理の終わりかけだったので)、

朝起きたら、貧血。

本調子、といかない。

 

私は血圧が低く、気圧が低いともろ体調に影響するのですが、

それとは別に、でも滅多にないのですが、貧血になることがあり、

低血圧や気象病とはちょっと違い、明らかに血が足りないなぁ、歩くことは難なくできるけれど、なんだかフラフラするなぁ、ってのが自覚できる。

 

寝込むほどではないのだけれど、やっぱり本調子とはいかない。

こんなことが起こるのは、たいがい生理中なので、

当然、いつもより血液が減っていて、それが原因だと思うし、

それが証拠に長引くってことはないのだけれど。

 

 

私は生理に伴う体調や気分の変化があまりなく、

偏頭痛が、貧血が、腹痛(生理痛とは違う)が、

たいていは軽度、しかもたまにある程度なのですが、

それでもその日1日は、なんとなくしんどくって、

1日が終わるときは、今日は本当にお疲れさま!と、

その日持ちこたえた自分をねぎらいたくなります。

 

なので、生理が重い人は大変だろうなぁ、とつくづく思うのです。

軽症の私ですら、こんなですから。

「今、私、生理です!」とおおっぴらに言う社会では(まだ)ないけれど、

生理が重い人は起き上がることすらつらい、仕事や学校どころじゃない日が数日あるぐらいなので、

こういう日もあるよね、とやさしく見守りたいし、やさしく見守ってほしいなぁ。