書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

誰でも、ではなく、私を指名してもらいたい

 

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今は嵐の前の静けさかも。

来年、2018年は、私のなかでの出版ラッシュで、

書籍のディレクションが3冊決定して、動き始めています(増えるかもしれない、ありがたいことに)。

 

イギリスの食研究家としての活動は、ほかでは代替のきかない自身の仕事をしたい、と始めたもので、それはそれで着実に、ではあるのだけれど(これもありがたいことです)

とはいえ、そもそもが書籍や雑誌、ウェブなどの指揮、企画、構成、執筆などの経験が長く、でもこれも、自分で作るか指名されるかの仕事をやりたい、ほかの人でもよくって、ほかの人との競争で、ではなく、これだったらあなたね!と垂直に、と試行錯誤してきたのが、ようやく現実化してきた感じ。

 

両者ともきっかけは、企画、構成、執筆、スタイリングetc、要は撮影とデザイン(案は私だけど)以外は私がひとりで、映画でいうる監督も主演もみたいなことをした『イギリス菓子図鑑』なんだろーなー。

 

2018年発刊が決定しているうち、

1冊は私から企画の持ち込み

1冊はこれまで私が手がけた書籍の実績から

1冊は監修とカメラマンの方からのご指名で

とそれぞれ理由は違えど、

何か仕事ありませんか、これできますか(できなかったらほかに当たります)みたいな、代替がきくものではなく、

提案もしくはご指名ってのがうれしいな。

書籍は特に、でき上がりがそのまま営業ツールであるわけで、そこを認められたのもうれしい。

そして、この比重を増やしていかないとなぁ、と切に感じるのです。

 

誰でも、ではなく、私でしか、の案件を、ね。

 

 

あっ、来年、2018年の年明けにお目見えする案件もいい感じの、そして不思議な流れでした。

まったく別件でお目にかかって話をしていたときに、本件が終わり、

その流れの半分雑談みたいになったとき、

「あっ、そーだ! こーゆーのできないかな、ってかねがね思っていて」と説明すると

「へ〜っ、おもしろい! タイミングが合えばうちでやりたい」とおっしゃってくださり、数日度、内容を整理してメール。

でもほとんど期待していなくって、ただ、実際に会議でどういう反応がされるかは知りたかったのだけれど、数カ月後、企画決定のご連絡が!

いや〜、もう1カ月遅かったら、連絡して反応をきいて、ダメならそろそろほかに持ち込むところだったので。

 

 

っと、そう考えると、自分エラい!ではなくって(もちろん企画の内容は大事なんだけど)、

それに賛同し、内容を理解し、ちゃんと会社にかけあって、最終的に通してくれる担当の方がエラい!んだよな〜。

だって発行元は私ではなく、その取り引き先の会社なわけで、

そこの社員さん、つまり私の担当の方のがんばりなしでは実現化しないわけで。

本当に、本当にありがとうございます!

 

 

書籍の3冊はいずれも東京の商業出版で、今私は住まいは東京から離れているけれど、

それがハンディになっていないのもうれしい。

いや、本当のところはやっぱり不便ではあるのだけれど、そこは

版元のご担当の方、監修の方、カメラマンさん、ライターさん達が協力してくださり、とても恵まれ、本当にありがたく思うのです。

 

制作指揮という立場なので、お金も含めて管理していて、

自分の交通・宿泊費は、自分のギャランティおよび自分自身の経費から、つまりプロジェクトの経費としては計上していない(トータル金額は変わらないなかでそれをすると、ほかの方のギャランティに皺寄せがいく。東京から遠方に住んでいるのは私の勝手だから)。

 

なので、次のステージとしては、交通・宿泊費をしっかり上乗せするからやって欲しい、と言われるように、

そう、はっきり現れるのはギャランティ含め条件なので、桁が1つ増えるように、
自分の価値を高める、自分を鍛えていく、なのです。