書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

店員の話しかけよりもこっちを改善してほしい

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買い物時に店員に話しかけられるのが苦手、って声、よくききます。

もっともだと思うけれど、

私はテキトーにかわすので、苦手というよりも、めんどうだなぁ〜と思うくらいです。

 

 

それよりも圧倒的に嫌なこと。

レジで会計時、カードやおつりをもらって財布にしまっている間、

目の前で商品をもってじ〜っと待たれているときの、し〜んとした時間がどうにも苦手。

 

 

大きな理由はセキュリティ面。

こっちが財布を出し入れしている真正面に人がじ〜っといるってどーなの?

 

それと、これがていねいな接客と思い込んでいること。

たかだかの買い物でも、これがサーヴィスなのよ、いわんばかりに商品を両手で持ってじ〜っと待たれるのが苦手。

 

いわゆるハイエンドブランドだったら、それもあるかな〜、だけど、

そもそもそういう高級ショッピングの場合は、

会計にいたるまでに店員さんとあれやこれや話しているので、

その流れで会計のときも言葉を交わしながらだから、こっちの財布作業をじ〜っと待たれているって感じじゃないもんなぁ。

 

 

なので、この店員さんは大丈夫そうだな、と思ったら、

「あっ、いいですよ、(商品を)おいておいてください」とか

ひと言ふたこ言、テキトーな話をしたりとかするんだけれど、

みんながみんなそうじゃない。

むしろ後者が多い。

 

 

品物もカードやおつりもおいておいてくれるといいなぁ。

そのときに「おいておきますね」と言って、ニコッとすればそれで充分じゃない。

 

たいした買い物でもないのに、

いかにも折り目正しいサーヴィスしてます、を振りかざされるの、かえってマイナスだと思うんだけどなぁ。

 

 

とにかく、なにより財布を広げているから、別の作業をするとか見ないふりをしてほしい。

おまけで、クレジットカード払いでピンコードを押しているときも手元を見ないでほしいし、それにカードは自分で抜き取らせてほしい。

どうでもいいサーヴィスごっこよりも、心理的セキュリティを優先してほしい、と切に願うのです。