エロは白昼堂々広げるものなのか
日本ってエロがいとも簡単にあふれているよなぁ。
コンビニではエロ本売ってるし、雑誌やスポーツ新聞にはエロ記事あふれているし(しかも電車や飛行機のなかで堂々と広げて読んでる)、ビジネスホテルのテレビはAVが観られるようになっているし。
いや、エロは否定しないし、むしろ自然なことだし、個人的にはふう〜ん、ぐらいのものだけど、当たり前のようにおおっぴらにするってことに違和感。
コンビニのエロ本は違うかも、だけど、結局こーゆーのって「おっさんファースト」から派生しているんだよね。
おっさん需要があるから、おっさんの意向を受け入れる、と。
私は「ミニストップの成人雑誌取扱い中止」は全面賛成です。
エロを公共性の高い場所で、誰でも目につくようになってる、てのは違う、と思うから。そういうところじゃなくっても、他にいくらでも入手できるじゃん!
(ただ、行政が絡むのは別の話で、なにを扱いなにを扱わないかは企業判断だけど、行政がってのは違う!)
こういうことあると、だから少子化につながる、って極論を言い始める人が出てくるんだよなぁ。
子供を産むこととセックスは区別して考えることだし、
そういう人はついには、「昔のおっさんたちはアジアに売春ツアーに出かけるほど元気だったんだぞ! だから少子化もなかったんだぞ!」って言い出すんじゃあ(すでに言っているか?)。
今の若い方は知らないか、と思いますが、“アジアへ売春ツアー”、こっそりじゃなくって、当たり前のように行われていたんですよ(私は子供心に、わざわざ海外に行くなんて、それを正々堂々とやるなんて、国際的な恥だと思っていた)。
それが証拠に、20ン年前、アジア某国の旅行ガイドの担当が決まったとき、出版社の方にこっそり「欧米ワオ!、アジアはう〜ん。。。ですか?」って訊かれたのは、アジアは売春ツアーの渡航先ってイメージがとても強かったからです。
エロは否定しない。
でも、公共性の高い場所でいとも簡単に入手できる、ってのは、どーかな、って思うのです。