書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

老人を必要以上に老人扱いしなくていいんじゃない

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今のお年を召した方、60代なんて全然若いし、

70代だって現役バリバリ、80代だって元気はつらつな人が、多いことよ!

 

もちろん加齢による衰えは否めないだろうから、個人差が大きいけれど、

それでも、全然若い(体力もある!)人が多いよねぇ。

 

そういう方たちが何かを成し遂げたり、実行したりを報道するのに、

まず老人というフィルターを通すのって、なんだかなぁ。

単に、こういうことをされました、でいいのに。

 

そして、彼らに呼びかけるときに“おじいちゃん” “おばあちゃん”っていうのもねぇ。

○○さん、って呼べばいいのに。

 

 

何かを伝えるときに、年齢とか性とか人種とかでまず分類分けして、

そこから眺めるのって、本質からかけ離れるし、

だいたい本人に失礼じゃないか、って気がするんだけどなぁ。