書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

カタカナを使うことはそんなにかっこいいのか

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世の中に氾濫している英語(もどき)表現が気持ち悪いし、

会議などでカタカナをちりばめられちゃうとなんだかなぁだし。

 

もちろん日本語にバシッと当てはまらない言葉はあって、

それは仕方なく、それだけでもそれなりに量はあるので、

それ以外の言葉は誰でもがわかりやすい日本語でいいじゃない。

本質がぼやけちゃうし、かえってダサいよ〜、って思っています。

 

 

簡単な言葉をわざわざカタカナにおきかえるってのもね。

“○○以下”でいいのに、わざわざ“○○アンダー”

におきかえるってなんなんでしょうね。

 

随分前、会議でローンチ、ローンチって言っていて

ロケットでも飛ばすのか? 船の進水式か?

って思っていたら、立ち上げのことだった。。。

立ち上げでいいんじゃないの?

 

 

そんな話をしていたら、

「カタカナ入れないとかっこ悪いんです」

「カタカナがあるとクライアントが納得するんです」

 

「小さなマウンティングですよね。“こんな言葉知ってて使える俺、かっこいい”ってね」

「わかっている、知っている武装に使えるんです」

だって!

 

 

ぎゃふんだわ!

いっそのこと、こういうのを逆手にとって企画を練ろうかしら。