書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

雑誌って同人誌から発生したものもあるのよね

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文芸雑誌の類って、生まれてこの方、ほとんど買ったことないんですけど、ね。

 

これは、思わず買っちゃったなぁ。

S-Fマガジン」2017年10月号。

特集は“オールタイム・ベストSF映画総解説 PART1”

 

私は歴史は疎いのだけれど、近未来を感じさせるものは大好き!

ユートピアにしろディストピアにしろ、

建築デザインもモダニズム、そしてブルータルと評されるものが好きなのも、

機内食のコンパクト感(エコノミークラスのね)が好きなのも、

近未来を感じさせるもの、ってのが底辺にあるからなんだろうなぁ。

 

S-Fマガジン」 “オールタイム・ベストSF映画総解説 PART1” 特集、

私の大大大好きな『時計じかけのオレンジ』『未来世紀ブラジル』はもちろん、

銀河鉄道999』『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(そうそう! 『カリオストロの城』は、リアルタイム、当時小学生の私を大激怒させたのであった』、

おっと、『エレメント・オブ・クライム』も紹介されている!

『プレイタイム』は紹介されてなくって、『アルファヴィル』はともかく『ウィークエンド』もあったり、

デリカテッセン』は紹介されていなくって『汚れた血』はある。

『赤い影』や『ウィッカーマン』があってもいいのになぁ。

解せない、というよりも、へ〜、そっか〜、なんですけど、ね。

 

とにかく、おもしろい! 年内いっぱい、これでたっぷり楽しめそう!

 

 

で、内容とは別に、思わずはっとしたのが、

S-Fマガジン」、見事に同人誌色が強い。

もうね、デザインが基本変わってないんだろうなぁ。

 

それは文字組に強く表れていて上下左右、かっちりしていて、ああ、懐かしい!

句読点、かっこのある箇所に散見でき、さすがにぶら下がりはないけれど、

基本、原稿用紙のマス目に埋めているように、

全角、半角で文字送りされているってのが、もうね、うわぁ〜、なわけです。

 

 

そうなんだよね〜。

雑誌って
・これいいでしょ! 見て!見て!
・サークルみたく、同じ趣味の人が集まってわいわい

の大きく2つあって、

私の場合、普段、前者に取り囲まれているから、

後者の“同人誌”のニオイに久しぶりにふれて、

しかも漂う空気感が変わってなく時間が逆行したような印象さえ受けて、

変わらないものは変わらないのかもなぁ(変わらないように見えるだけだろうけど)、

不思議な、デジャヴの逆のような感覚に襲われてしまった。

 

これって、「S-Fマガジン」だから?

いや、“同人誌”のニオイのするものって、

帰属意識を覆さないようあえて変えないようにしているんだろうなぁ。

 

 

S-Fマガジン」の次号は続きで、“オールタイム・ベストSF映画総解説 PART2”。

もちろん、買うさぁ〜。