“女の幸せ”じゃなくって“個人の幸せ”でしょ
いつも思うんだけれど、
本当にそう考えているから、ではなく、こう言っておけばいいだろう、
といった世間の“こうあるべき”風潮に流されて、
いかにもそれらしいことを言っている人の、
本音ってこういうところに見えるのよね〜。
安室奈美恵の引退発表に際に
“女の幸せ優先”
な〜んて、見出しをしてやったりでつけてたところがありましたねぇ。
“女の幸せ”? なんじゃそれ?
家庭を優先、ってこと? プライヴェートを優先、ってこと?
前者だと、主婦として親として、で、後者だと、学校に行き直すとか、パートナーと新規事業を始めるとか、だろうけど、
まあ、前者をにおわせている気が。
なんでもいいけどさ〜、芸能活動を辞めるってことだけでいいんじゃないの?
仮に安室奈美恵が男性で同じようなことをしたら
“男の幸せ”なんて言うのかな?
それを個人の意見ならまだしも、メディアとして言っちゃうってあたり、ただただ呆れ返ってしまうのです。。。
本気でそう思っているなら、その考えを貫いて欲しい。であればそれはそれでひとつの意見だから。
でもそうじゃない。
もともと考えなんかなくって、雰囲気だけでふわっと物を言うから、おかしなことになり、
ふとしたことで、何も考えていない、昭和頭の既成概念がベース、が露呈されるのよね〜。