書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

バカに見えることと賢く見えることと、どっちがいいのか

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本人がそう感じているだけでなく、周囲の人にも言われるので、確かにそう映るのでしょう。

私は、バカだと思われています。

いや、違うな。

ふぅ〜ん、この人よりはマシ、と下に見られている、という方が正しいかな?

ぼ〜っとして抜けて、スキだらけに映るみたいです。

 

いや、実際にその通りで否定はしないんだけど、さ。

たいがいのことは、はいはい、って受け流すのだけれど、

ただ、それって人としてどーなの?って、理不尽な目に遭うのは、

このバカに映ることが理由なのは間違いないでしょう。

まっ、いいけどさ。

 

 

あるとき、もちろんそれまでもつきあいはあったのだけれど、

一時期、仕事でぐっと濃い時間を一緒に過ごした人から指摘されたこと。

 

「バカ、っていうよりさ、この人には何言ってもいい、受け止めてくれるって思われてるんじゃない?」

「そうなのかなぁ。でも、受け流すだけで、受け止めはしないよ」

「うん、その受け流すってのがさ、向こうにしてみれば受け止めるになっちゃうんだよ。頭から拒絶しないでしょう」

「そーだね、頭から拒絶するのは、ものごとの最中じゃないね。終息して冷静になってからだね」

「拒絶しない、ってのがキーだよ」

「そっかぁ、そういうことかぁ。以前某仕事で、向こうのご機嫌が悪いことがあって、あーそうですか、そうですか、ってひと通りきいたあとで、それでですね、この件ですけど、って本題に戻したら、“のれんに腕押し”って言われたなぁ」

「受け止めたわけじゃないんでしょ?」

「受け止めない。なんかイラついてるなあ、ってもんで。でも、どう考えてもその怒りの原因って誰のせいでもなくって、あえていえばタイミング悪かった、みたいなことで。私に言われてもなぁ、だったんだけど。ほかに持って行き場がなかったんでしょ」

「うんうん」

「そのときは、それで終わってさぁ。でも、その人、えらい!と思ったのは数日後謝ってきたの。猛省したみたいで、お菓子もつけてさ」

「それはえらいねぇ〜。なかなか謝れなかったりするもんね」

「そうそう。その人キャリアのある人で、私、まだぺーぺーでさ。年齢とかキャリアとかそんなの本当は関係ないじゃない? でも、それだけを理由に威張ってる人多いから、余計に、ね。
山場が過ぎたあとも、自分こそが正義!でむしろパワーアップしてガンガン押し通す人いるし、そういう人の方が多いかもね。まっ、そういう人は、終息と同時にフェイドアウトなんだけどね」

「あはは」

「そういう人って、マウンティングしまくっているわけよ。自分より上と思う人には、絶対にそんな態度をとらない。私のことは完全にバカだ、自分より下だって思っているから、何言ってもいい、そういう態度で挑む、っていうね」

「ああ、そういうことね」

 

 

賢くしっかり見える友人がいます。

その人は、それがゆえに周囲の期待値が高くなり、

そうじゃない自分とのギャップに悩む、んだって。

それに応えなきゃ、頑張ってやんなきゃ、で疲労するらしい。。。

 

 

ああ、なるほどね。

賢く見られたいとは思わないけれど、

必要以上にバカと思われているのは果たしてどーかな?って気持ちがないわけではなかったので、目からウロコな話。

 

 

どっちもどっちかぁ。