書くこと、編むこと、伝えること

編集者、ダイレクター、ライター、情報発信サポーター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けするメディアや仕事のあれこれ

大いなる矛盾。いまだにこれが目的なの?

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女性誌の類を読まず、20代向けのものはなおさら

(というか、そもそもその世代は雑誌を読むのかしらん?)。

 

先日、百貨店のデパ地下用小冊子をめくっていてのけぞりそうになりましたよ。

 

“ひとり暮らしの彼に、パパッとメシ。”

 

ラーメンとかカレーとか若い男性が好きな(と思っているらしい)メニューの食品を紹介するためのもので、

“ほら、私って気がきくでしょ”

がアピールできる、らしい。

 

 

うわぁ〜、いつの時代の価値観なんだ?

若い男性 → ラーメン、カレーが好き
若い女性 → 料理をする&気をきかせる立場( → モテのため)

 

いまだにモテが大事なんですかね?

そのために気をきかせる? 料理をする?

こういうの女子力って呼ぶらしいけど、

要は、都合のいい家事能力+αってことだよね?

他人じゃなくって、自分が心地よければいいんじゃないの?

 

 

家族それぞれの立場でおみやげを選ぶ、ってコンセプトらしいけど、

ほかにも主婦(お母さん)が選ぶのは、調味料とか、

いつまで昭和のステレオタイプを引きずってんだ、って話。

 

こういう会社って、古い価値観の上に立つ一方で、

働く女性のために、みたいなこと平気で言うんだよね〜。

なんたる矛盾!

 

 

この大いなる矛盾は、提供する側だけでなく、受け手も同様。

モテたいがための女子力なるものに踊らされている女性は、

男性に選ばれるために家事能力+αを身につけ、それでもってパートナーを獲得するのであれば、

自分が選んだ相手が家事を手伝ってくれない!と文句を言うな、って言いたい。
(もっと言えば、パートナー選びって、そういうスペックありきじゃないよね?)

 

そもそも家事が好きでないのに、家事能力を身につけ、それをウリにしたら。

それの役割をずっと担わないといけないんだよ。

そんなの何の意味があるんだろう?

一時的な目的のために、相手が好みそうなものに沿うって、自分が疲れない?

 

でもって、こういうその場その場の情報に踊らされる人に限って、
女子力+αなるものでパートナーを探し、
次はそのパートナーが家事を手伝ってくれない、って文句言うんだよね〜。

家事能力+αを自分からアピールしておきながら、なんなんだ?

自分でまいた種じゃないのか?って話。

 

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