書くこと、編むこと、伝えること

食のダイレクター、編集者、ライター、イギリスの食研究家“羽根則子”がお届けする仕事や日常のあれこれ

デイヴ、よくぞ言ってくれました!

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細かい部分では、私の意見と違うところはあるけれど

(日本のニュース番組のレベルが高いとは、私には到底思えない)、

本筋としては、そのとおり!なのが、

デイヴ・スペクターのこの意見(↓)。

www.dailyshincho.jp

 

これ、テレビ番組だけじゃないよね、

メディア全般にいえるよね。

ウェブメディアは、随分熟したとはいえ、まだまだ成長がある分野だから事情がまた違うけれど(だからこそ、玉石混淆なわけで)、

既存の出版とかまさにそうじゃん!と感じるのです。

 

 

共通しているのは、

・視聴者や読者を見ていない

・いいものを作る気概がない
・とりあえずこなす(創意工夫が見られない)

 

で、どこを向いているか、っていうと、

・クライアント(広告主)の顔色をうかがう ※広告が入るかどうか含めて
・すでにあるものの焼き直しをしようとする(新しいことでは広告主を説得できない、と思い込んでいる)

 

広告じゃあるまいし。

だったら、広告主のための仕事しなよ、
一般視聴者や読者向けじゃなくってね。

 

 

これじゃなぁ〜。

テレビ離れ、雑誌離れ、の理由はいろいろ言われているけれど、自分たちのなかにあるのは火を見るより明らかでしょ!