久しぶりの人とチームを組むのも刺激的!
自分が制作指揮(映画でいうと監督に該当)をとるとき、
責任も負うけれど、裁量を任され、ダイレクション&オーガナイズするのは醍醐味。
デザインを誰にお願いしようか、カメラマンさんどうしようか、といった企画に沿った(かつ、いい意味で裏切ってくれるとうれしい)適任者を考えるのもそのひとつ。
今かかっている書籍の仕事で、う〜ん、どうしようかな〜、と考えていて、
あっ、そうだ!と久しぶりの方に打診しました。
承諾くださり、ほっとひと安心。
いつものメンバーで気心もしれたなかでやるよさもあるのでしょうが、
どうしても馴れ合いになりがちなのが苦手。
自分も変われば人も変わる、同じ方向でいつも動いてるわけじゃないしなぁ。
私はそのときの内容でチーム編成を変えたいタイプ。
まず企画に適した人ってのが第一で、
新しい人と組むのは、先が読めない、イチから説明しなければいけない分、
手間がかかることも多いけれど、
自分にはなかった新鮮な感覚にふれられるのは、楽しい。
久しぶりの人、ってのは、また違った緊張感があります。
数年会わなかった間に、お互いに経験してきたことが違うので、
へええええ〜ってなるのも、また予測できないおもしろさです。
そして、そういう人が集まって、ひとつの企画に向かってチームプレイをするってのは、相乗効果も期待できるってもんで。
それぞれの確固とした個人プレイがあるのが前提だけど、その上でプロ同士がチームを組むのって、やっぱり刺激的!
これ、逆も真なり。
というのも、チームとして力を発揮できるのも指揮官の仕事で、力量が問われるわけなんだけど、私は自分が裁量を持っているときはうまくいかないわけがない、と思ってる“根拠のないおめでたさ”があるなんだなぁ(笑)。